娘の嘘への対応~子育て相談室

高橋愛子
2023.10.04 13:40 2011.11.14 12:00

子どもを叱る母親

嘘をつく子どもに対して、親はどのように対応するのが良いのでしょうか。家庭教育研究所代表の高橋愛子さんが、子育ての悩みに答えます。

※この記事はWEBサイト「PHP INTERFACE」に掲載されたものです。

高橋愛子(家庭教育研究所代表)
家庭教育研究所代表。1938年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。3男1女の母親。カウンセラー、セラピスト、ファミリー・コンサルタントとして、企業や学校などで研修を行なう。2009年より全国の親子支援者と「安心親子応援団」を結成。著書に『頭がいい親の上手な叱り方』(コスモトゥーワン)など多数。

嘘をつく6歳の娘

親に叱られる子ども

6歳の娘は冷蔵庫からお菓子を取り、スカートに隠して食べることがよくあります。

「ちゃんと言っていいよ。隠れて食べるとおいしくないよ」と言っても泣いたり、嘘をついたりするのです。

わが家は転勤が多く、私は友だちを作ることが苦手なため、娘が1、2歳の頃にひきこもりのような状態になりました。その時に娘を十分遊ばせてやれず、怒るばかりの毎日で今でも罪悪感があります。

そのためか、娘は「怒られるから言わなかったんだけど」と本心を打ち明けてくれることもあります。

また、弟の世話に追われ、娘を十分甘えさせることができていません。努力して、娘の気持ちを聞きだしているつもりなのですが、娘が嘘をついたとき、どのように接したらよいのでしょうか。

(福岡県・32歳)

高橋愛子

高橋愛子

家庭教育研究所代表。1938年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。3男1女の母親。カウンセラー、セラピスト、ファミリー・コンサルタントとして、企業や学校などで研修を行なう。2009年より全国の親子支援者と「安心親子応援団」を結成。著書に『頭がいい親の上手な叱り方』(コスモトゥーワン)など多数。