ちょっとした「ものの言い方」が相手を不快にさせたり、逆に心地よくさせたりすることがあります。

 

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結婚して新たに親戚づきあいをするようになった方、子どもを通しておつきあいが始まったママ友や学校の先生、あるいはご近所の方……。毎日の暮らしの中で、そんな相手に対する「ものの言い方」の大切さ、悩ましさを実感している方は多いのではないでしょうか?

 

手紙や文章の書き方、冠婚葬祭のしきたりやマナーなどの教室や原稿執筆を行なっている『正しい「敬語」と「話し方」』の著者である杉本佑子先生は、「書いたり、話したりする中でも、敬語は苦手という方が多い」とおっしゃいます。

 

理由は、「自分の敬語が正しいのかどうかよくわからない」「なんといえばいいのか迷って、とっさに言葉が出てこない」「敬語を使おうとするとしどろもどろになってしまう」などだそうです。

 

「私もそう!」と思った人も多いのでは? けれども敬語は、基本さえマスターしてシーンに合わせて使えば決してむずかしいものではありません。

 

この本は、忙しい毎日の中でも気軽に読め、しかも大事なポイントがすぐわかるように、見開きごとに簡潔な本文と、イラストや図表でわかりやすく作られています。パラパラとめくって、気にかかるところや必要なところだけを、「つまみ食い」ならぬ「つまみ読み」できるようになっています。

 

著者曰く、「敬語の基本をマスターしたら、あとは実践あるのみ」です。

「この言い方でいいのかしら?」と、いちいち気にすることなく、自然に敬語を使えるようになるのが理想です。そのためには、敬語の知識を得るのと同じくらい大事なことがあるそうです。

 

(1)目の前の相手に対して、敬意と好意を持つこと。

(2)ふだんから言葉づかいを意識すること。

 

これが、敬語を身につけるための、簡単だけれど、とてもたいせつな2つの心得です。

 

幼稚園児の母である編集担当も、この本のお陰で苦手だった敬語の基礎がマスターできました。そして、適切な言葉づかいをすれば、相手に好感を与え、自分の言いたいことも、誤解を受けることなくきちんと伝わり、その結果、おつきあいもうまくことを実感しました。

 

言葉づかいに自信が持てれば、自分の心も豊かになりますよ!

 

 (PHP研究所 教育出版部)

 


 

出典:『正しい「敬語」と「話し方」』 (PHP研究所)

 

【著者】

杉本祐子 すぎもとゆうこ

「くらし言葉の会」主宰。1957年生まれ。津田塾大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライターに。手紙や文章の書き方、冠婚葬祭のしきたりやマナーなどの書籍編集や原稿執筆を行なっている。一男一女の母でもある。

著書は『新版 きれいな言葉づかいと好感度アップの敬語』『文章力と文書力の超・基本』『自分史BOOK』『心に響く葬儀・法要のあいさつと手紙&マナー』『必ず喜ばれる!友人・同僚のスピーチ』『ジーンと心に響く!主賓・来賓・上司のスピーチ』『新社会人のための基本マナー&常識』(以上、主婦の友社)など多数ある。