一冊まるごとパセリ料理!枝元なほみさんの著書、 『パセリ食堂』をご紹介します。

 

パセリ食堂

 

 

パセリはセリ科で、1束の量は50gくらい

 

パセリはセリ科の二年草。葉が縮れているものがよく使われ、カーリーパセリとも呼ばれています。お仲間にイタリアンパセリや中国パセリ(コリアンダー)があります。パセリ1束の目安は50gで、ほうれん草やこまつな1株と同じくらいの量になります。

 

パセリは健康効果が期待できる緑黄色野菜

 

パセリにはβカロチンやビタミンCなど免疫力を活性化させる栄養素が多く含まれています。強い抗酸化作用で知られるビタミンEも野菜の中でトップレベル。あまり知られていないのは、貧血を予防するカルシウムや鉄分などのミネラルが豊富なこと。また、アピオールという精油成分が含まれ、口臭予防や食欲増進などの効果があると言われています。

 

「はじめに」より

 

子供の頃のこと。

 

実家の小さな庭には、黒い種をつぶして遊ぶおしろい花や小粒な実をつけるイチゴの苗のとなりに、パセリが植えてありました。

 

いちばん陽当りのいい場所でした。

 

ときどき母に小さなはさみを渡されて「摘んでおいで」と言われた記憶があります。

 

そんなパセリで一冊の料理本。

 

だいじょうぶかなぁ、一冊分のパセリ料理なんて考えつくかしら?

 

どきどきしていましたが、今となっては「パセリがあれば何とかなる!」と思うまでになりました。

 

パセリ、たいしたもんです!使えます!

 

パセリを身近に置いて、私、いろいろ考えました。

 

ちりちりとカールした葉は、強い陽射しで蒸発しそうな水分をほどよく蓄えるため。

 

パセリが意外に寒さに強いわけも、カールした葉が空気を抱きこんで暖かくいられるからでしょう。

 

ちりちりカールはだてじゃない。

 

体の内側からすっと綺麗にしてくれる優秀な野菜です。

 

「ハープ」と言うとおしゃれなイメージ。

 

でも、私たちが初めて出会ったハーブと言えるカール・パセリはいつまでお皿の隅にちょこんと添えられたままなのでしょう。

 

なんてもったいない!

 

おいしくたっぷりいただきよしょう。

 

この本は丸ごと一冊、パセリ讃歌。

 

パセリ&これからのパセリファンに捧げます!

 


 

【本書のご紹介】

 

『パセリ食堂』

パセリは、栄養価の高い緑黄色野菜。パセリバターでコクと風味がアップする「サーモンのパセリバターソテー」、パセリが主役の体にやさしいおかず「パセリのごま汁おひたし」、ハーブの代わりにパセリを入れて「丸ごと玉ねぎとパセリのスープ」など、パセリが大好きになる絶品レシピが満載の一冊。


【著者紹介】
枝元なほみ (えだもと・なほみ)
料理研究家。劇団の役者兼料理主任、無国籍レストランシェフを経て料理研究家に。自由な発想から生み出される料理は、おいしくて作りやすいと人気。食に携わる立場から農業の問題にも関心が高く、社団法人チームむかごを設立して生産者のサポートや、被災者支援の活動も行う。

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