「何となく気分が暗い」「ツイてないことが続く」......。それ、部屋の散らかりが原因かも。10秒朝掃除で頭をスッキリさせて、幸せを招待しましょう!

 

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部屋のモノは「キレイにして!」と叫んでいる?

 

あなたの家はキレイですか? もし散らかっていたり、汚れていたら、あなたの頭にはこんな"モノからのメッセージ"が届いています。

 

「片づけてよね」「汚いなあ」「あいつ、1年以上も使われてないぜ」......。

 

モノたちはあなたと目が合うたびに、語りかけています。それに対し、あなたは「整理整頓が苦手なのよ」「忙しくて、そこまで手が回らないの」といちいち反応しているのです。時には「玄関のあれも邪魔よね」「台所の油汚れも気になる」なんて、会話を長引かせてしまうことも。

 

こんな会話の連続では脳が疲れてしまうのも当たり前。ラッキーだって素通りしてしまいます。脳は、本当にやるべきこと、やりたいことのために使いたいもの。そこで、提案したいのが「10秒朝掃除」です。脳を効率的に働かせるためにも、ぜひおすすめしたい新習慣です。

 

脳と掃除の不思議な法則3

 

「脳」と「掃除」、一見無関係な両者には強いつながりがありました。

 

(1)部屋の散らかりは脳の散らかり

 

イライラしているとき、部屋も荒れてしまったという経験はありませんか?逆に部屋を片づけたら、家事や仕事が順調に進み、自分の時間が多く持てた、ということもありますよね?1,000軒以上の掃除を経て、私が得た確信は「部屋は住人の脳の状態を表している」というもの。ですから、頭の中をスッキリさせたければ、まずは部屋の中をスッキリさせましょう。

 

(2)ごみの重さは心の重さ

 

心が重いと部屋が散らかったり、汚れてしまったりします。そんなときは、なかなか片づけや掃除をする気分になんてなれませんよね。でもその状態を放置していると、ますます部屋が汚れて、心は重くなるという負のスパイラルに陥りがち。「ごみの重さ=心の重さ」です。心が重いときは、部屋のごみ、不要なモノ、使っていないモノを一つ捨てましょう。きっと心が一つ軽くなります

 

(3)「キレイ」が「楽しい」を連れてくる

 

落ち込んでいるときや、気持ちがふさいでいるときには、とにかく掃除をしてみることをおすすめします。「気持ちを明るくする」「テンションを上げる」ことはなかなか難しいものですが、「窓を開けて換気する」「モノを一つ捨てる」ことは、簡単なことです。その小さな行動の積み重ねで、部屋がキレイになっていけば、毎日が楽しくなるでしょう。その好循環が、事態を好転させてくれます。

 

なぜ10秒?

 

10秒の掃除でできることはほんの少し。それでも部屋の中がスッキリするワケは?

 

・毎日少しずつキレイになるので気分がいい、幸運も舞い込む

 

・負担感がなく、やる気が出る

 

・必ず掃除時間が確保できて、習慣化しやすい

 

「汚れているな~」「気になるな~」と思っていても、「ほかに優先すべきことがある」「やり方がわからない」などと理由をつけて、先延ばししがちなのが掃除です。でも、それが積もり積もって部屋はどんどん荒れていき、あなたの脳へも悪影響が出て幸運が逃げていきます。

 

確かに忙しい人が掃除のために1、2時間を捻出するのは難しいでしょう。でも10秒なら絶対に、誰でも(大企業の社長でも、総理大臣でも)できます。毎日の10秒掃除の積み重ねで「キレイになって気持ちがいい」「いいことがあった」と実感できたら、しめたもの。たった10秒の掃除で毎日が楽しくなれば、自然と10秒が1分、1分が3分になってしまうのです(私が保証します!)。このように10秒掃除は、最初の一歩であり、掃除の習慣化のきっかけとなるものなのです。

 

なぜ朝?

 

夜よりも朝の時間帯がおすすめの10秒掃除。朝だからこそ続く納得のワケは?

 

・朝の新鮮な気分でハッピーな1日のスタートを切れる

 

・電話や急ぎの用事などといった外からの影響を受けにくい

 

・早起きと掃除の両方の習慣ができる

 

掃除は朝でも夜でもできますが、私は断然朝掃除をおすすめします。なぜなら、早起きと掃除というよい習慣をセットで手に入れられるからです。

 

また、掃除というプラスの行動を、起床してすぐに行なうため「目覚めがよくなる+部屋がキレイになる」というダブルの効果が期待できます。夜は、家族の世話があったり、見たいテレビ番組があったりと何かとやることが多いもの。働いている人は、残業やお付き合いなどで帰宅時間が変わってくる場合も。そうなると疲れたり、眠くなったりして掃除が習慣化されにくくなります。

 

その点、朝は、毎日同じ時間に起床すれば、あまり外からの影響を受けません。睡眠で気持ちがリセットされているのでやる気もアップ。まさに掃除を習慣化するのにピッタリな時間帯なのです。

 

10秒朝掃除の鉄則 5つの基本アクション

 

5つの基本とモチベーションUP術であなたの家は見違えるほどキレイになっていきます

 

【5つの基本】

 

・捨てる

ごみとは、壊れていたり、賞味期限が切れたモノに限りません。壊れていなくても高価でも、「今は使わないモノ」「今後も使わないモノ」「邪魔なモノ」はすべてごみ。ごみの概念を変えて、これらを捨てる習慣をつけましょう。

 

・換気

汚れていたり、モノが散らかっている部屋は空気が重く、よどんでいます。時には臭いがこもっていることも。そんな部屋では、何もする気が起こりません。すべてを始める前に、まずは窓を開けて換気をしましょう。

 

・ほこりを取る

乾いたほこりは、ハタキではたいて取り除きます。二度手間にならないように、ハタキがけの原則は「上から下へ」。ほこりのこびりつきを防ぐためにも、ちょっとしたブレイクタイムにさっと取っておくのがコツです。

 

・モノの位置を直す

見た目よりも使い勝手を優先してモノを整理します。使用頻度と動線(洗濯動線、入浴動線、料理動線など)を考えて、必要なときに必要なモノをすぐに取り出せることが基本。モノは詰め込み過ぎず、70%収納を目指しましょう。

 

・磨く

油汚れにはアルカリ性洗剤(重曹)、水アカの汚れには酸性洗剤(クエン酸)を使いましょう。それぞれを水に溶かしたら、汚れに付けてしばらく放置。それから拭くと楽に取れます。重曹もクエン酸も100円ショップで購入可。

 

【モチベーションUP術】

 

掃除が楽しくなる「ネーミング」をして福を呼び込みましょう!

 

これまで「掃除をしなさい!」「整理整頓しなさい!」と言われ続けてきた人は、「掃除は嫌い」「整理整頓が苦手」と、掃除にマイナスイメージを持ちがちです。そのため、脳が「掃除」という言某に拒否反応を起こしてしまい、なかなか行動に結びつかなくなります。

 

そこで、提案です。「掃除」のネーミングを「クリーニング」「トレーニング」「脳スッキリ」などに変えてみましょう。10秒掃除とコーヒータイムをセットにして「リフレッシュタイム」と名付けるなど、掃除のイメージに直結しない言葉でもいいのです。脳が掃除に抵抗感を示さなくなり、掃除を楽しめるようになれば福もじゃんじゃん舞い込むのです。

 

[著者紹介]

 

監修 今村 暁(いまむら・さとる)

一般財団法人 日本そうじ協会理事長。「環境が人を育てる。人が環境を育てる」をモットーに、掃除を通した人材教育、チーム開発を行なう。『10秒朝そうじの習慣』(ワニブックス)、『頭の雑音を掃除する「メモ化」』(廣済堂出版)など著書多数。

 


 

rakuru201412.jpg「PHPくらしラク~る」は主婦が何気ない毎日をラクに楽しく過ごせるように応援する生活情報。2015年9月号の特集は<もっと運がよくなる 「幸せ脳」のつくり方>です。

 

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