断捨離で部屋も心もスッキリ!......と思いきや、後々「捨てなきゃよかった!」なんて後悔することはありませんか?ものを上手に捨てて、幸せになるためのコツをご紹介します!

 

 

捨てて幸せになる人、後悔する人…「幸せを引き寄せる捨て方」をしよう!

 

「最近、ツイていない……」。そんな人は自分の身の回りをよく見てみましょう。

何年も着ていない洋服や買ったことすら忘れている便利グッズ、疲れを感じる人間関係、「失敗するに決まっている」というような、マイナス思考。そんなモノに、囲まれてはいませんか?

不要なモノに囲まれていると、あなたのエネルギーが弱くなって、物事に振り回されるようになり、思うような行動がとれず望む結果も得られません。夢や希望、成長や成功、幸せが遠のいていきます。

幸運を呼び込み運命を好転させる「特効薬」は、不要なモノやあなたに相応しくない人間関係、しがらみや思い込みを捨てることです。

捨てるとは、失うことではありません。新しいチャンスや幸運がやってくる「スペース」を作るために、欠かせないことです。あなたにとって本当に必要でないモノを捨てる!これが幸せになるポイントです。

とはいえ、私にだって「捨てるんじゃなかった」と後悔したことがあります。次のようなお話です。

私は「思い出は記憶の中にあればいい」と公言し、写真や手紙なども、3年を目安に捨ててきました。

もちろん単に捨てていたわけではありません。読者様の手紙は、読み返す度に「もっと役立つことを著そう」というパワーを頂けますから、保管していたのですが、他の手紙はルールにのっとり捨てていました。

そんな折、13歳年下の友人が急逝。彼女は筆まめで、手紙もたくさん頂きました。冗談で「置き場所に困る」とこぼしたら、いつも「読んだらすぐに捨てて。恥ずかしいことも書いているから」って。そんな言葉に甘えて、3年も待たずに私は捨てていたのです。

自筆の手紙には、人生の機微が現われるもの。残しておけば、彼女が後世に残したかった思いを読み取れたかもしれない。後悔するばかりです。

 

捨てて幸せになる法則4

 

捨てて幸せになるには、ちょっとしたコツがあります。まずは基本である(1)から順にトライしてみて。きっとあなたの人生もスッキリ。幸運がやってきます。

 

(1)自分の「持ち場」から始める

「持ち場」から始めるとは、デスクワークの方ならば自分の机回り、主婦の方ならばキッチンというように、自分がやるべきことの周りから余計なモノを捨て、キレイにしていく、ということです。

たとえ玄関がキレイになっても、家の中が乱雑だと、落ち着かず、すぐに元に戻ってしまいかねません。まずはキッチン、次は自分の部屋、そしてリビングというように広げていきましょう。

次第に心が整い、ゆとりも生まれます。

 

(2)「始末の良い捨て方」を考える

「どうせ捨てるのだから」「無用の長物だから」と乱暴にゴミ箱に投げ入れるのは、始末の悪い捨て方です。

今となっては愛着が湧かないモノだとしても、貴女のもとにやってきたのはご縁があるのです。ですから「ご縁を切る=捨てる」ときにも、「心地好い捨て方」をしましょう。

捨てるのは忍びないけれど、多過ぎて困るようなモノは、寄付をする。大切に使ってくださる方がいるのならば、リサイクルやプレゼントするのもいいでしょう。くたびれてきたバスタオルは、「足拭きマット→カットして雑巾」というように「モノの命」を全うさせてから、捨てることもお勧めします。

捨てるときには、「捨て方」にも気を配りましょう。

 

(3)感謝を唱え、整えてから捨てる

モノや人に恵まれている方こそ、感謝して捨てることを心がけましょう。 「今までありがとう」「お元気で、さようなら」と、人と別れるときと同じように、感謝しながら捨てないと、片づいたという事実があっても、自分の内面はまったく片づきません。

また「新しいモノを1つ購入したら、2つ捨てる」ことを、ルールにするのもいいでしょう。

「1つ購入したら1つ捨てる」では、モノは減りません。購入するモノを吟味して、捨てる2つの代わりになる1つを購入するのです。

私は捨てるモノは回収しやすくコンパクトにまとめたり、分別したり、世の中にいちばん役立つ方法で捨てています。ちょっとしたことですが、捨てられるモノも喜んでくれると信じています。

 

(4)人間関係を仕分けする

しがらみや腐れ縁だと分かっていても、「人間関係を捨てる=整理する」のをためらうのが人情です。しかし、不要な人付き合いのために、素晴らしい出会いを失っているとしたら、時間や労力、人生の無駄づかいです。

そこで貴女の周囲にいる人を思い浮かべながら、「会いたい人」「会わなくてもいい人」「会いたくない人」の3つに、仕分けしてみましょう。すると、「この人がいないと困る」という人は、ごくわずかだということに気づきます。

「人間関係を捨てる=整理する」のは、心苦しいかもしれませんが、人付き合いを見極めることで、人ははじめて成長できるのです。

お金や肩書きや名声で、仕分けするのではありません。その人と付き合うことで、成長できるかを視点におきましょう。本当に大切な人を選ぶことで、運気も変わります。

 

捨てて幸せになったエピソード

 

これは、私の本を読んで人間関係を見直し、幸せになられた方のエピソードです。

「人を捨てる」――。この驚きのフレーズとは『大きなゴミ箱を買いなさい』(臼井由妃/ダイヤモンド社)という本で出合いました。「付き合う価値がある人が自分を成長させる人」という1行に、心から納得しました。

というのも私は「断れない」ために、よくトラブルに巻き込まれたり、誤解を受けてきたからです。嫌われたくない一心から、上辺の付き合いをしていたことも、分かりました。

そうはいっても、人間関係を整理することは難しいですから、まず携帯電話を替えました。「いないと本当に困る人」だけに、新しい番号を教えたのです。すると、人に振り回されることがなくなり、大切な人への思いやりや尊敬の念が強まり、本物の付き合いができるようになりました。心が満たされていくにつれ、衝動買いはなくなりお金も貯まり、不思議なことに柔和な顔つきになったといわれます。

さらに、部署の責任者に抜擢されて、仕事は順調。自分を理解してくれるパートナーにも出会えました。「捨てる法則」が、私の人生を変えてくれたのです。

【松田直美さん(仮名) 29歳】

 

【著者紹介】

臼井由妃(うすい・ゆき)

(株)健康プラザコーワ、 (有)ドクターユキオフィス代表取締役。会社経営やコンサルティング、執筆、講演活動を行っている。著書に『心が通じる ひと言添える作法』(あさ出版)、『お金持ちになる男、貧乏で終わる男』(PHP研究所)などがある。

 


 

くらしラク~る「PHPくらしラク~る」は主婦が何気ない毎日をラクに楽しく過ごせるように応援する生活情報。 2016年3月号の特集は<ムダなし、すっきり!「捨て方」革命>です。

 

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