年齢によって、必要なモノは変わっていくもの。しっかり見極めることが、子どもの成長を助けます。

 

 

 

 

子どもの成長に合わせて 変えていくことが大切

 

子どもの成長はめざましいものですね。我が家でも、少し前までは毎日おもちゃやカードがリビングに広がっていたなぁ、と息子たちが幼かった頃を懐かしく思い出します。

 

大きくなるに従って、息子たちが家で過ごす時間はだんだんと短くなりました。それに伴い、モノが広がる場所や時間、そして広がるモノ自体も変化してきました。

 

現在中学生の長男は、毎日制服で過ごす時間が長くなり、普段着を着る機会がグンと減りました。その代わりに、部活などで着るスポーツウェアが増えました。

 

また、長男も次男もおもちゃや絵本は減り、マンガや学習参考書が増えました。幼いころから持っていた絵本に加えて、新たに増えた学習参考書やマンガが同じスペースに置かれると、当然のことながら入りきりません。もちろん、モノが溢れます。

 

ここで、

 

「もう読まなくなった絵本を捨てるのか?」

「捨てずに、人に差し上げるのか?」

「とっておいて、自分の思い出にするのか?」

 

と、考えます。この作業を怠ると、子どもの成長とともに部屋が成長せず、 止まってしまうのです。

 

それぞれの家庭で、生活のリズムや動線は異なります。ですが、子どもの成長段階は同じ。乳幼児期、幼稚園や保育園に通う時期、小学生、中学生以降と、 子どもが成長するにつれて、どの家庭でも子どもの成長に合わせて、生活が変化する時期があります。

 

そのような変化の時期には、シンプルだった部屋がちらかり、片づかなくなることもあります。お母さん自身、何となく片づけがうまくできず、イライラ してしまうこともあります。子どもの年齢によって持ち物や必要なものも変わりますから、以前の動線や片づけルールのままではうまくいかないのも当然です。幼稚園に入った子どもに、赤ちゃんのときに使っていたおむつやおもちゃはもう必要ありませんよね?

 

そうした整理がうまくできなくなっているときこそ、チャンス。モノの量や収納場所、生活の動線を見直す絶好の機会なのです。子どもの成長で変わった生活に合った収納をすることで、シンプルな部屋はかんたんにキープできます。

 

また、整理収納アドバイザーの仕事をしていてよく聞くのが、「この前買っ たばかりなのに」「高かったのに」という言葉です。お子さんがもう使っていないモノで、本人も「いらない」と思えるモノは、きちんと処分しましょう。 たしかに、お金を出してせっかく買ったモノはもったいなく感じます。ですが、お子さんが使っていないモノをとっておく必要はありません。もちろん、 スペースがあれば思い出にとっておいてもよいですが、スペースがないのであれば、その分使っているモノをすっきり収納しましょう。モノは使うことで大切にすることができます。使わずに持つことが、大切にすることではありませ ん。

 

そして、子どもが成長しているからこそ、子どもと一緒にできる片づけも少 しずつ増えます。お母さんひとりでしていたことを、子どもがお手伝いできるようにもなります。子どもが片づけられないことを怒ることよりも、子どもが成長していることに喜びを感じて、一緒に家や部屋も成長してもらいたい、と 思います。

 

子どもの成長段階に合わせて、何度か動線や片づけルールを考えて変えていくことで、より家族にフィットした部屋になり、シンプルな部屋がさらにキープしやすくなっていきます。

 

osusume.gif 家族みんなが暮らしやすくなる 隠す収納のコツ

大事なのは「ときめき」!?片づけでHAPPYになる方法【安藤貢×ひすいこたろう】

捨てられない人は試してみて!ものをまったく捨てない掃除
 

 

 


 

 

【本書のご紹介】

 

 

 

子どもとすっきり暮らすシンプル収納ルール

 

『子どもとすっきり暮らすシンプル収納ルール』

子育て中は、家のなかを見直す絶好のチャンス! 雑誌で話題の著者が教える、ずっときれいで快適な状態が続く知恵と方法。

 

【著者紹介】

村上直子(むらかみ なおこ)

整理収納アドバイザー1級・2級認定講師。アフタヌーンティー・リビング勤務後、結婚& 出産を経て、現在、整理収納アドバイザーとして、コンサルティングやセミナー、雑誌などで活躍中。村上家のインテリアを見ながら収納と整理を学ぶ「おうちサロン」も人気。