そのイライラの原因、もしかしたら身体の中にあるかもしれません。

 

 

 

 

イライラしたら、腸内環境に注目してみる

 

あわててホームに駆け上がったのに、あと一歩というところで電車のドアが閉まってイラッ!

イライラだけではありません。

他にもこんなこと、ありませんか?

頭ではよく理解しているつもりでも、どうしても気持ちが抑えられずに、衝動的になって声を荒げてしまった。

前までは全然OKだったことが、今では何故かそのことがどうしても耐えられなくなっている。

ポジティブでいなくちゃと思うほどに、気分が落ち込んでしまう......etc.。

そんな感情のゆらぎは、もしかして、あなたの"腸内環境" のせいかもしれません。

 

今、「人間の感情には、腸内環境が大きく影響している」という説が、さまざまなところで語られるようになってきました。

 

確かに、胃腸はとっても正直です。

緊張すると落ち着こうと思っても胃がキリキリしたり、お腹が痛くなったりします。

また、落ち込んだり、気分がヘコんでいるときは、食欲もすっかりなくなります。

「ココロとカラダはひとつ」であることはわかってはいるのですが、思った以上に身体は、僕たちの精神状態に影響を与えているのです。

その中でも、特に腸という臓器は、僕たちのココロの状態を左右しているのです。

 

基本的に、腸の状態の善し悪しを決定づけているのが腸内細菌です。

ご存じのように、腸内では善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスが保たれることで腸が正常な働きをするのですが、ストレスや食生活、生活習慣が乱れると腸内細菌のバランスも崩れはじめます。

 

免疫学者の藤田紘一郎さんによると、幸福感や精神安定を促す神経伝達物質のセロトニン、ポジティブさややる気を促すドーパミンのほとんどは脳ではなく腸で作られていることがわかっているそうです。

藤田さんは、自身の著書、『脳はバカ、腸はかしこい』の中で次のように語っています。

「腸内細菌がバランスよく多量に存在しないと、私たちは幸せな気分になれません。『幸せ』を作っているのは腸だったのです」

なんと、実は、腸の方が脳の司令塔になっていたのです。

 

ということは、腸内細菌のバランスを理想的なものに保てば、僕たちはイライラしないし、精神も安定し、ハッピーにもなれるのです。

だから、ココロのゆらぎを感じたら、ストレスを軽減する方法を考えるのもひとつの方法ですが、乳酸菌を積極的に採る、便秘に気をつける、食物繊維をとるなど、意外なところから攻めてみるのもいいかもしれません。

もっといえば、ココロのセラピストやドクターの扉を叩くは、その後でもいいのです。

 

イライラなどの感情のゆらぎはできれば、自分でコントロールしたいものです。

それでも、もし、あなたの状態が思うように改善しないときは、身体の内側の声に耳を傾けてみるのもひとつの方法です。

もしかして、その気持ちのゆらぎは、身体の中からのSOSかもしれません。

 

【ココロにやさしいマイ・ルール】

ココロの問題は、身体の中から解決できることもある。腸内細菌のバランスにも着目してみる。

 

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【著者紹介】 山﨑拓巳(やまざき・たくみ) 1965年三重県生まれ。広島大学教育学部中退。22歳で「有限会社たく」を設立し、現在は3社を運営。現在までに27冊、累計119万部のベストセラー作家。 主な著書に『ひとり会議の教科書』『やる気のスイッチ!』『人生のプロジェクト』『気くばりのツボ』(以上、サンクチュアリ出版)。代表作『やる気のスイッチ!』は、2010年夏には中国語に翻訳され、2011年には英語版『SHIFT』となり全米で発売。日本のみならずアメリカ、香港、台湾、韓国、中国ほか、海外でも広く翻訳出版されている。講演活動は、「凄いことはアッサリ起きる」--夢--実現プロデューサーとして、メンタルマネジメント、コミュニケーション術、リーダーシップ論など多ジャンルにわたり行なっている。