「きれいに片づけること」が目的になっていませんか?大切なのは、「何のために片づけるのか」です。

 

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整理収納アドバイザーという肩書きで仕事をしていますが、家がいつもスッキリ綺麗に片付いているわけではなく、家族4人で暮らしていれば、当然のことながら散らかります。でも、散らかっていてもあまりストレスを感じないのが、わが家の特徴かもしれません。

なぜなら、散らかったとしても、すぐに元に戻せる仕組みを整えているから。

家にあるモノは、すべて住所が決まっていて、扉のないオープン収納が基本です。家族みんなが一目見てどこに何を戻すかがわかるようになっています。

寝る前、出かける前に、「元に戻す」だけで、いつものスッキリ状態に。

 

片付けることが目的ではありません。

「片付けは何のためにするのでしょうか?」と聞かれたら、私は「やりたいことをすぐできるために片付けます」と答えます。

 

子どもが「お絵描きしたい!」と思ったら、すぐ色鉛筆をとれるように。

「刺繍がしたいな!」と思ったら、裁縫道具がすぐ出せるように。

「爪を切りたいな」と思ったら、爪切りがすぐ使えるように。

 

何かを「やりたいな!」と思ったときに、スムーズにできる。これが、シンプルだけれど、実はとっても大切なことだと思うのです。

やりたいことがすぐできれば、ストレスは少なくなる。そして、そのために、片付ける、モノを元に戻すのも、できるなら子どもと一緒に楽しみながら、が理想です。

「よしっ! 5分タイマーセットしたよ~! よ~い、どん!」

わが家は、最近、タイマーをセットし、5分間みんなでお祭りのように片付けています。

色鉛筆を文房具の引き出しに。

床に落ちたゴミをゴミ箱へ。

出しっぱなしの雑誌を本棚に。

飲みかけのグラスをシンクへ。

 

5分間、みんなで必死に片付ければ、意外や意外、時間が余ったりもします。時間内にクリアできたときの達成感は爽快です!

このときに大事なのは、子どもだけではなく親も一緒に片付けること。

ソファーに座ったまま、子どもに指示を出すのではなく、親も一緒に楽しそうにやる!のがポイントです。

タイマーをかけてモノを元に戻すことなら、いまからでもすぐにできるはず。

明日の朝を気持ち良く迎えられるように、帰ってきても気持ちがいいように、ぜひ、一度家族みんなで「5分片付け」をやってみてくださいね!

 


 

【本書のご紹介】

 

わたしの暮らし、かえる、かわる。

 

『わたしの暮らし、かえる、かわる。』

「かえる」「振りかえる」「切りかえる」……。整理収納アドバイザーEmiさんが実践している、ちょうどいい暮らしが見つかる、こころと家の整えかた。

 

【著者紹介】
Emi(えみ)

整理収納アドバイザー。「家族のシアワセは、暮らしの基本となる『家』から。」をコンセプトに、2008年ブログ「OURHOME」を開始。大手通販会社で、8年間の企画職を経た後、2012年独立。現在は、収納プランニング、各種セミナー開催、商品企画プロデュース、執筆活動など多彩に活躍。2015年には兵庫県西宮に「OURHOMEくらしのレッスンスタジオ」を立ち上げる。近著に『おかたづけ育、はじめました。』『子どもと一緒にこんなこと。』(以上、大和書房)、『スチールラックのすごい収納』(ワニブックス)などがある。暮らしや子育てのアイデアを発信し続けるブログ「OURHOME」は現在月刊170万PV。NHK「あさイチ」「まる得マガジン」などメディアでも活躍の場を広げている。男女の双子の母。