たったこれだけでおしゃれな部屋に!イラストレーター・堀川 波さんのお部屋づくりのコツをご紹介します。

 

絵を描くように色の片付けをすると 部屋がすっきり広く見える

堀川波

私がインテリアを考える時、一番大事にしていることが色の片付けです。自分にとって居心地のいい色を配置すると、視覚からの情報に無駄なモノがなくなるので、心からリラックスできるシンプルな空間が作れます。

キッチンは木と黒と赤。シンクはモノトーン。リビングはカラフル。ダイニングは黒と木と緑。トイレは木と白。ランドリーは木と黒と白。といった具合に家のゾーンごとに色を決めています。色の片付けの方法は簡単で、エリアごとに決めた色以外はその場所に入れない。ただこれだけです。

私は、インテリアの軸は「色の片付け」に尽きると思っています。高価な家具やおしゃれなファブリックがあっても、色がバラバラではそのデザインや質のよさがいかせません。逆に安いモノでも色の片付けができていれば、高級なモノに見えるくらいです。色のトーンが揃っていると、部屋が広くすっきり見えます。 

すっきりした空間に慣れると、はみ出している色があれば、すぐに気がつくようになります。まるでぬり絵の線から、色がはみ出ているように感じます。美術館で絵画を見るように部屋を少し離れた場所から全体を見て、はみ出ていると感じた色は部屋の中から排除するか色を変えてしまいます。引きと寄りの視点、両方でインテリアを見て、気になるところを探します。

ただ、色のこだわりと居心地のバランスも大事だなあと思います。たとえば「黒と白のみにしよう!」と決め、気がつけばストイックになりすぎている自分にハッと我に返ったこともあります。黒と白に塗りつぶすことが楽しくて、のめり込みすぎてリラックスできない空間になってしまっていました。そのことに気づいてからは、家族みんなが居心地がいいと思う、ほどよい色の片付けを心がけています。

堀川波

 

【3つの色から考えるインテリア】

部屋の色を考えるとき、大きく3つの色を決めます。

(1)ベースカラー...壁、天井など

(2)メインカラー...ソファ、カーテンなど大きな家具やファブリック

(3)アクセントカラー...クッションや小物雑貨など、差し色になるような色

※最初に決めた3つの色を軸にインテリアを作っていくと、色の片付けができるので部屋に統一感が出てきます。

 

【色の持つ効果】

・レッド...エネルギッシュで前向きな色なので、にぎやかに過ごしたいリビングや子供部屋に。

・グリーン...癒し効果のある色。本物の植物の緑色を楽しむのがおすすめ。

・ブルー...精神が安定し集中力が増す色なので、寝室や書斎、勉強部屋に。

・ピンク...優しいピンクはメインカラーとして、ビビッドピンクはアクセントカラーに。

・ホワイト...すっきりと清潔感を感じる白は、部屋を広く見せる効果が。

・ブラック...アクセントカラーとして温かみのある木の素材や植物と合わせるとバランスがいい。

 

osusume.gif いらないもの、ため込んでない? 堀川 波さんのシンプル片付け

暮らしがかわると、モノの選び方もかわる~「私スタイル」の見つけ方

家族みんなが暮らしやすくなる 隠す収納のコツ
 


 

【本書のご紹介】

 

40歳からの「心地よい」が見つかる 大人のシンプル片付け

 

『40歳からの「心地よい」が見つかる 大人のシンプル片付け』

人気イラストレーター堀川波さんの「40歳からシリーズ」第3弾。片付けてもきれいが続かない......。そんな著者がたどりついた片付けのヒント。


【著者紹介】
堀川 波(ほりかわ・なみ)
1971 年生まれ。大阪芸術大学卒業後、おもちゃメーカー勤務を経て、絵本作家、イラストレーターとして活躍。ベビーソックス、ロンパースをはじめとした服のデザインも手がけ、好評を博している。40 歳を過ぎてから心がけているのは、保湿と腹八分目。外に出て人に会うこと。月に2回は家に人を呼ぶこと。
著書に『40 歳からの「似合う」が見つかる大人の着こなしレッスン』『40歳からの心と体メンテナンスBOOK』(以上、PHP 研究所)、『女おとな旅ノート』『実家スッキリ化』(以上、幻冬舎)、『暮らしのおくりもの』(KK ベストセラーズ)、『おしゃれテリトリーを広げたらトキメキがみつかりました』(KADOKAWA)など多数。