賢く使う人のところにお金は集まる!金持ち老後が手に入るメリハリ術を、経済ジャーナリストの荻原博子さんにうかがいました。

 

 

 

 

メリハリをつけて使う人は、お金も心も満たされる

 

将来への不安から、たくさん貯金をしておこうと考える人は多いものです。しかし、デフレが続く現代社会ではそう簡単にお金を貯めることはできません。貯めようとするほど、残るのは「お金が貯まらない」というストレスだけ、なんてこともあるでしょう。

お金は貯めようとするよりも、いかに上手に使うかが大事。収入が増えなくても、メリハリのある計画的な使い方をすれば、不要な出費は抑えられ、少しずつ確実に貯まるようになります。

欲しい洋服があるなら贅沢な外食は控える、旅行に行きたいのならそのために節約するなど、自分が本当に望むものに十分なお金を使うための計画を立てましょう。こうした「生きたお金の使い方」は、お金を残すだけでなく、心も豊かにしてくれます。

 

あなたは浪費派?貯蓄派? お金の使い方からチェックしよう

 

3つの質問のうち1つでもBに当てはまれば、浪費派の可能性あり!これから紹介する方法で、上手なお金の使い方を身につけましょう。

 

Q1 お財布に入っていることが多いお札はどっち?

A 千円札

B 一万円札

 

Q2 買い物の支払い方法はどっち?

A 現金主義

B ときどきクレジットカード払い

 

Q3 自分の楽しみ、ご褒美に使うお金の考え方はどっち?

A 存分に楽しめるようにお金をかける

B たくさん使う余裕はないので、控えめに

 

荻原流 貯まる人はやっている!? ムダにならないお金のメリハリ使い

 

まずは日々の支払いにメリハリと計画性をつけること。今すぐ始められる5つの方法で、ムダな出費を抑えましょう。

 

【1.支払うお金の上限を決めておく】

毎日の支払い…1日1,000円まで

特別な日の支払い…現金で○万円まで

食材を買いに行くときは1日1,000円を基本にし、それ以外は持たないようにします。手持ちの金額が決まっていれば、その中でやりくりしようと考えるため、ムダな出費はすぐになくなります。

 

【2.買い物の前に持っている物を撮影】

すでにある物、似たような物を買ってしまうのも浪費のひとつ。食材や日用品に限らず、洋服や靴を買いに行くときも、今ある物をカメラで撮影しておきましょう。着回しができるかどうかの判断にも役立ちます。

 

・ゲーム感覚が買い物をグッと楽しくする…考え方次第では、節約も楽しいイベントになります。「1,000円でどんなおいしい夕食を作れるかしら」など、ゲーム感覚で日々のやりくりを楽しみましょう。

 

【3.大きな買い物も現金で支払う】

支払いは、クレジットカードよりも現金のほうが慎重になるもの。大きな買い物は、用意した現金の大切さを感じて妥協せず気に入った物を買うようになるため、物持ちもよくなります。

 

【4.バーゲン、セールは狙い撃ちする】

「バーゲン」「セール」「お買い得」という言葉は買い物欲に火をつけます。それほど必要のない物でも、「お得だから」という理由で買ってしまうことが。欲しい物があるときにだけ行くのが得策です。

 

【5. 必要な支払いはケチケチしない】

せっかくの旅行や外食も、お金のことばかり考えていては楽しめません。必要なときには、気持ちよく出費すること。こうしたハレの日のために、日々の節約があるのです。

 

・もっと得する買い方はコレ!お金も楽しみも"シェア"する …「10個で3,000円」などのまとめて買うとお得な商品は、家族や友達と共有すると自分にちょうどよい量と価格になります。仲のよい人とワイワイ話しながらする買い物は、楽しく有意義なもの。日ごろのストレス解消にもおすすめです。

 

荻原流 お金も心ももっと豊かに! しっかり貯まる3つの法則

 

手取り収入が多くなくても、無理なく貯められる、“貯蓄のルール”をおさえましょう。

 

【ルール1:貯蓄は“コツコツ長く”が鉄則】

お金を貯めるには、時間が必要です。短期間で大きな金額を貯めようとは思わないで、"コツコツ長く"の精神で取り組みましょう。"1日1,000円生活"で残ったお金も、継続すれば大きな金額になります。

 

【ルール2:先取り貯蓄で“知らない間”に貯金する】

確実にお金を貯めるには、毎月の収入から決まった金額を自動的に貯蓄へ回す「先取り貯蓄」がおすすめです。財形貯蓄や自動積立定期預金といった方法で、気づいたときには高額になっていることも。貯蓄のストレスもありません。

 

【ルール3:“高金利の貯蓄先”に惑わされない】

わずかに高い金利のためだけに、毎月違う貯蓄先へ振り込みに行くのはたいへんなもの。忘れたり面倒になったりして、貯蓄自体が続かなくなります。目先の小さな得にとらわれず、確実に続く方法で貯めましょう。

 

こんな考え方は要注意!

 

3つのルール以外にも、覚えておきたい貯蓄の基本があります

 

×ローン返済と同時に貯金 !

まずは、利息のあるローン返済を優先。いざというときに必要なお金は約100万円といわれます。100万円ほどを手元に残し、あとは返済へ回すほうが効率的です。

 

×「不安だから」と、とにかく貯める

貯蓄や株式、保険、不動産、車や宝石、債務など、自分の全財産を書き出す“資産の棚卸し”をしてください。現状の資産がわかれば不安は減り、計画的な貯蓄ができるようになります。

 

×家族のためにたすら貯金 !

自分で貯めたお金はあなたのもの。楽しい人生を送るために自分で使いましょう。遺産はトラブルの原因になるので、自分で使い切るくらいの気持ちでいましょう。

 

【著者紹介】

荻原博子(経済ジャーナリスト)

難しい経済と複雑なお金の仕組みをわかりやすく解説。「家計経済」のパイオニアとも評される。新聞・雑誌などの執筆や、テレビ・ラジオのコメンテーターとしても幅広く活躍中。『生き返るマンション、死ぬマンション』(文春新書)など著書多数。

 


 

くらしラク~る「PHPくらしラク~る」は主婦が何気ない毎日をラクに楽しく過ごせるように応援する生活情報。 2017年4月号の特集は<使っても貯まる♪スゴ技 金持ち老後へGO!>です。

 

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