すぐに体調を崩す子ども。もうちょっと丈夫になってくれたらいいのに......!なんて思ってしまいますよね。子育てを楽にするコツを、育児番組で人気のくわばたりえさん、井桁容子さんにうかがいました。

 

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子育て中のホンネ

 

・病気がちで保育園を休んでばかり。(こんなに虚弱でこれから大丈夫?)

・流行った病気に必ずかかる。(うちの子ももっと丈夫になってくれないかしら)

・よく熱を出したりして園を早退する。(仕事を抜けるときの肩身の狭さといったら......)

・体調をくずすといつもママが病院に。(たまにはパパが仕事休んでよね)

 

保育園からの緊急連絡先の一番をパパにする...くわばたりえ

 

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3人とも保育園に入って2カ月くらいは、病気で休んでばかりでした。風邪はもちろん、RS ウイルス、ノロウイルス、手足口病、インフルエンザなど、確実にもらってきます。保育園で「○○が流行り始めました」と貼り出されると、その段階で「はい、うつりました~」と思います(笑)。

子どもは病気するものと思って、その覚悟が必要かなと思います。働いている人は、病気のときに仕事をどうするのかも考えておかないと。 友人は、保育園からの緊急連絡先の一番目を、あえてパパにしたそうです。パパに連絡が入ってもお迎えに行けるわけじゃないのですが、パパからママに「ごめん、頼むわ」となるし、「大変だったね」「どうだった?」と聞いてもらえる。

もしもママが連絡を受けていたら、急いで仕事を切りあげて迎えに行ったとしても、パパは何も知らないまま。これ、いい作戦だと思いませんか?

 

子どもは大事な免疫を作っている時期...井桁容子

 

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乳幼児期は体に免疫を作っている時期なので、次々に感染症にかかって当然です。病院に連れていくことも、保育園に行けなくて仕事を休むことも、親は大変ですが、悪化して長引かせないように早めに大事をとることが結果的に親も子どもも負担が少ないです。小さい頃にちゃんと免疫力をつければ、3歳くらいからは病気になることがグンと減ります。

大切なのは、子どもの前で「病気になっちゃった。どうする?」と慌てて、困ったようすを見せないこと。これが続くと、子どもは病気をすると大好きなお母さんの足手まといになると小さい胸を痛め、痛いときやつらいときに我慢するようになります。10代になってから、拒食症が反動となって現れた子もいました。

病気のときは、ただでさえ具合が悪いのだから「つらいね。大丈夫だよ。今日はおばあちゃんに来てもらうね」と、あなたのことを心配していること、迷惑だなんて思っていないことを伝えましょう。

 

こんなふうにしてみたら?

 

・保育園の病気は確実にうつる!

保育園で感染症が流行ると、まず確実にうつります。うつるのは時間の問題なので、流行り出したと聞いた瞬間、仕事をどうするかなどを早めに考えます。でも、井桁先生の言う通り、うちも3歳をすぎたら病気がグッと減りました。小さいうちだけのことと思って乗り切りましょう(くわばた)

 

・あらかじめ職場に伝えておく

お勤めしている人は、職場に「2歳くらいまでは病気が多いので、早退することが多いかもしれません」と伝えておいたほうがいいと思いました。私の場合は、これで助けられました。また、この時期だけは、仕事もすぐに引き継げるように整理しておくなど、急な事態に備えた準備も大切だと思います(くわばた)

 

・イザというときの助っ人を確保する

うちの場合、どうしても仕事が休めず、病児保育もいっぱいだったときは、千葉にいるお義母さんや、後輩たちにお願いしています。ベビーシッターも熱があるときは預かってくれないし、パパだけでは「どっちが休む?」 で喧嘩になるので、預け先は複数あるほうが安心です(くわばた)

 

・そのうち嘘みたいに強くなる 乳幼児期に病気がちだった子も、この時期にしっかり免疫力をつければ、小学校では皆勤賞できるくらい元気に育ちます。小さい頃に、大事に大事にと家にこもって、あまり病気をしなかった子は、大切な学生時代に病気がちになったり、将来、大切なお仕事を休まなければいけないかもしれません。今は大変でしょうが、長い目で見れば、きっと強い子になります(井桁)

 

・親に迷惑をかけたと思わせない

子どもは大人の気持ちにすごく敏感。お父さんやお母さんのお仕事の邪魔をして迷惑をかけたと思うと、そのことを気にして「自分はダメな子だ」と思ってしまいます。「病気になっても大丈夫だよ」と伝わるように接してあげましょう(井桁)

 

・大丈夫と笑って免疫力を高める

「うちの子、体が弱いのかしら」と、お母さんが心配しすぎると、そのネガティブな空気が風邪をひきやすくさせるかもしれません。「大丈夫、大丈夫」と笑っていると免疫力も高まります。病気を悪化させず上手につき合っていくには、前向きに考えることも大切(井桁)

【イラスト:林 ユミ】

 

osusume.gif つらい!イヤイヤ期のお悩み解消法【くわばたりえ×井桁容子】

子どもへの愛情に自信がない......子育てに行き詰まったら

「甘え」がはぐくむ5つの能力
 


 

【本書のご紹介】

 

くわばたりえの子育ての悩みぜ~んぶ聞いてみた!

 

『くわばたりえの子育ての悩みぜ~んぶ聞いてみた!』

ママに大人気のくわばたりえさんが、信頼のあつい保育士・井桁先生にママ代表として聞く! 誰でも子育てがラクに楽しくなるヒント。

 

【著者紹介】

くわばたりえ

1976年生まれ。大阪府出身。お笑いコンビ「クワバタオハラ」のボケ担当。2009年に結婚し、2010年10月に長男、2013年10月に次男、2015年6月に長女を出産。子育て中の悩みや喜びを率直につづったオフィシャルブログ「くわばたりえのやせる思い」は、ママたちの共感を呼んでいる。子育て中もテレビ出演や雑誌連載などで活躍。育児について直接ママたちと語り合う「メガネのママ友会」を定期的に開催している。主な著書に『あなたが生まれてから』(マイナビ)、『ママの涙』(主婦の友社)などがある。

井桁容子(いげた・ようこ)

1955年生まれ。1976年、東京家政大学短期大学部保育科を卒業後、東京家政大学ナースリールームに勤務。2002年より、ナースリールーム主任。東京家政大学・短期大学部非常勤講師。日本保育協会保育実践研究企画・審査委員も務める。30年以上にわたる保育士経験を踏まえた講演はお母さんたちに人気で、テレビの子育て番組に出演するなど幅広く活躍中。2児の母。著書に『ありのまま子育て』(赤ちゃんとママ社)などがある。