「この人とおしゃべりをしたい!」と思ってもらえる人はどんな人? 大人の「人見知り」を無理せずなおしましょう!

 

「話しかけられ待ち」では何も生まれない

 

人と会話をするとき、会話を始めるきかっけはあなたがつくりますか? それとも相手にきかっけをつくってもらうことのほうが多いですか? 

「この人と一緒にいると楽しい!」と感じられる人は、自分から声をかけたり話題をふったり、質問を投げかけたりするのが得意なのも。

では、人から「この人とおしゃべりをしたい!」と思ってもらえるような魅力のある人になるためには、どうしたらいいのでしょう。

 

自分から先に声をかけよう

自分から挨拶をするなど、先に声を出すことを嫌がらないというのも、話しかけられやすくなるポイントです。「こんにちは」とか「おはようございます」を、相手のほうに顔を向け、「この人に伝える」という気持ちで声を出せたら最高です。他人に委ねず、「まずは自分から」を心がけます。最初は少し勇気が必要な場合もあるかもしれません。でも、お互いに話しかけられたいと思っているのに、お互いにその気持ちを知らぬまま、相手から話しかけられなかったことに自信を失っている……なんてことはよくあることです。

自分の声を聞かせること、相手の声を聞くことで、お互いの緊張がほぐれていきます。なにより声をかけてもらえたら、誰でも安心するし、少しは嬉しくなるものです。安心できる相手、嬉しくなる相手とは、もっと話をしたいと思います。だから自分から先に声をかけたことで、その後は相手からも話しかけてくれるようになるのです。

 

心に余裕を持とう

話しかけられやすい人とは、「話しかけてもいいよ」という雰囲気のある人です。これは「話しかけてほしい」と念じている人とは違います。話しかけられやすい人は、魅力的で明るく、おしゃべりが上手などと思われがちですが、実際は相手から「話しかけないでほしい」と見られないことのほうが重要なんです。心に余裕がなさそうに見えると、周りは距離を置きます。心に少しばかり余裕を感じられる人は、話しかけられやすいのです。

心に余裕を持つには、リフレッシュやリラックスが必要です。日常の中で、すべてのストレスをなくして生きることはできません。でも、ストレスを増やさずに、過剰に追い詰められないための方法を持っていると、ずいぶん楽になります。

イライラやおどおどは、雰囲気になって伝わります。忙しそうに動き回っている人には、よほどのことがない限り声はかかりません。忙しそうに見えない程度に、少しゆっくりめに行動しましょう。

 

一緒にいて疲れる人がやりがちな4つのこと

 

1)自分から話しかけようとしない

「私は人見知り」「自分から話しかけるのは苦手」……それは過去の経験で思ったことでしょうか。「だから話しかけてほしい」と思う気持ちはわかります。でも実は多くの大人が同じように考えているのです。誰だって傷つきたくなくて、話しかけられないなんてよくあること。「魅力がない」「人としてダメ」「恥ずかしい」……なんて思わないでくださいね。

自分から話しかけようとすれば、「話しかけたくなる人はどんな人か?」がわかってきますよ。

 

2)自分のイメージを固定している

自分はどうせ一生うまくいかないと思っていませんか? でも初対面では、あなたが相手を知らないように、相手もあなたを知らないのです。だから実はビッグチャンス。この機会に周りからのあなたのイメージを「話しかけやすい人」に変更してみませんか? どうせ無理なんて決めるのはもったいない。自信なんて必要ないんです。ただ楽しい未来を想像することをやめないでください。

第一印象をセルフプロデュースしましょう。未来の自分は今のあなたが作っていけます。

 

3)無表情、不自然な表情をしている

表情は理解し合うための大事な情報源。無表情って怖いですし、場に合わない表情や、常に同じ表情なのはお面のようで不自然。たとえ笑顔でも、何を考えているのかわからない人は、警戒されてしまいます。ちょっと勇気が必要ですが、相手の表情を見ることを心がけて。それが自分の表情を見せることだから。大人はみんな臆病なのです。あなたと同じってことなんですよ。

安心できない人は話しかけられません。自然な表情でわかりやすい人になっていきましょう。

 

4)「話しかけてほしくない人」と誤解されている

下を向き、他の人と目を合わせないようにしていませんか? もし目が合っても、話しかけられなかったらショックだし、話しかけられてもどうすればいいかわからない、周りがうまくやっているのを見るのも嫌、なんて思っている方もいるのでは。でも周りから「一人好き」と誤解されないように注意が必要です。人見知りでも大丈夫。むしろ隠そうとしないほうが相手にとっては好印象の場合もあるのです。

人見知りは早めに明るくカミングアウトしましょう。理解されてしまえば、話しかけられやすくなります。

 

【監修者プロフィール】
羽林由鶴(はねばやしゆず)
1965年、埼玉県生まれ。恋愛、生き方カウンセラー。自身の経験を元に、相談者の個性や本来持っている“いいところ”を導き出す。コンプレックスなどの悩みを、優しく、そしてわかりやすく解決に導き、支持を得ている。講演・執筆活動、テレビ番組出演など多方面で活躍中。
 

『PHPスペシャル』2017年6月号より

PHPスペシャル 特集 一緒にいて疲れる人、楽しい人
また会いたい、ホッとできる、話がはずむ、信頼できる……など、コミュニケーションが上手な人や好かれる人は、何が違うのでしょう?「正解」は、きっと一つではありません。自分の持ち味を生かしながら、人づきあいが苦にならない、楽しくなるコツを探ります。