5歳の息子は、友だちのほとんどが女の子で、人形遊びやごっこ遊びを一緒に楽しくしています。息子が楽しそうに遊んでいるのを見て微笑ましく思う一方で、なぜ男の子と遊ばないのか不思議なのです。

 

近所の男の子たちが外で思い切り体を動かして、元気に遊んでいる姿を見ると、少し寂しい気がしてしまいます。息子に「一緒に遊んだら?」と促しても「いい」と言うため、無理強いもしたくないので、あまり言わないようにしています。

 

年齢を重ねるにつれ、同性の友だちとも遊ぶようになるのでしょうか。今からこのようなことを考えるのは気にし過ぎでしょうか。アドバイスいただけたらしいです。

    (愛媛県・会社員・38歳)

 

 

愛子先生からのアドバイス

――  男の世界の楽しさを体験させ、違う世界を広げましょう

 

男の子と遊ばないことを寂しく思うと同時に、おそらくご心配もあるのでしょうね。でも、大丈夫です。私の周りにも女の子とばかり遊んでいた男の子が何人もいましたよ。

 

ただ、その男の子たちに共通していたのはお母さんが大好きで、お母さんにべったりだったということです。お子さんも、お母さんの好きな世界だけで、男同士の世界を体験していないのではありませんか? 男の子の中に入っていかないのは、そこが理由かもしれませんね。

 

◎「飛行機が飛ぶところを見に行こう」      

 

お子さんとお父さんとの関係はいかがなのでしょうか? 野球やサッカーなどボール遊びや体を使ったダイナミックな遊び、またスポーツ観戦や電車、飛行機などの乗り物を見に連れていくなど、男の子の好むものがあります。そのような体験があると、男の子同士で遊ぶことのおもしろさも実感できるのではないかと思います。

 

子どもにとって経験は何よりも大事です。お父さんがあまり関われない状況なら、時間を作ってどんどんお母さんが連れ出しましょう。「飛行機が飛ぶところを見に行こう」などと近所にお弁当を持ってハイキングに行くなど、今とは違う世界を楽しみながら広げていくといいと思いますよ。

  

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高橋愛子(たかはし あいこ)

家庭教育研究所代表

1938年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。3男1女の母親。カウンセラー、セラピスト、ファミリー・コンサルタントとして、企業や学校などで研 修を行なう。2009年より全国の親子支援者と「安心親子応援団」を結成。著書に『頭がいい親の上手な叱り方』(コスモトゥーワン)など多数。

☆高橋愛子家庭教育研究所  http://www.aiko-katei.com/

 


 

  

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『PHPのびのび子育て』は未来を担う子どもたちの健全な成長と幸せを願って、発刊している月刊誌です。