「布オムツ」は「紙オムツ」に。

「乳母車」は「バギー」に。

「ミルク」は「母乳」に。

「抱きグセ」は「抱いて育てる」に。PHM15_0572.JPG

「おんぶ」は「だっこ」に。

 

ちょっと前までは、「抱きグセ」がつくから、子どもがだっこを求めてきても、だっこはしてはいけないと考えられていました。しかし今は、子どもをぎゅっと抱きしめて、たっぷり愛情を注ぎましょうと言われています。

 

子どもを育てる「方法」には、“はやり・すたり”があります。

しかし、子どもの「成長」には、“はやり・すたり”も“正解・不正解”もありません。

 

「生まれたときは『おぎゃー』と産声を上げ、お乳を飲みます。

時代が進んだからといって『おはよう!』と産まれてくる子はいません。

いきなり、ご飯を食べる子もいません。

三カ月で歩く子もいません。

保護してくれる人の腕の中で慈しまれながら、人として育っていくのです」

 

著者の柴田愛子先生は、以上のように言います。

 

今のお母さんは、「○○であるべき」「○○をしなければならない」という、大量の子育て情報の荒波の中にいます。

 

今こそ、「子どもってそういうものよ」「子育てよくがんばっているね」と、“親の先輩”であるおじいちゃん・おばあちゃんが、荒波を生きる親子に手をさしのべる時なのです。

 

どうか、孫や、子育てに奮闘するお母さんたちにあたたかい手をさしのべてください。

おじいちゃん・おばちゃんの手に、子どもたちの未来はゆだねられています。

 

 

PHP研究所 教育出版部

 


 

【出典】  『「孫育て」には、あなたが必要です!』  (PHP研究所)

 

【著者】

柴田愛子  しばたあいこ

保育者。「りんごの木」代表。東京都の私立幼稚園で幼稚園教諭を10年間経験した後、1982年、「子どもの心に寄り添う」ことを基本姿勢とした「りんごの木」を発足。保育・育児雑誌や新聞への寄稿、保護者や保育者への講演活動、書籍の執筆や絵本づくりも行なう。子どもたちが織り成す日常を見守り、大人たちの子育てを応援する。

著書に『子育てを楽しむ本』『つれづれAiko』(以上、りんごの木出版)、『子どもを叱りたくなったら読む本』(学陽書房)、絵本に『けんかのきもち』<第7回日本絵本大賞>『ぜっこう』(以上、ポプラ社)、『バナナこどもえん ざりがにつり』(童心社)など多数。