やる気がふつふつと沸きあがるまでには

大人でさえ、ずいぶんと時間がかかることがあります。

ましてや、グズグズ、だらだらしている子どものやる気を高めることは、

至難の業と思われることがあるかもしれません。

「どうしたらこの子はやる気になるのか」と、途方にくれることも多いと思います。

 

 

本号の制作を通して再認識したこと。それは、子どもの自信や

積極性を伸ばすには、お母さん・お父さんの言葉がけが、

とっても大切な、欠かせないカギであるということです。

 

 

振り返ると、私自身も両親の言葉に何度も支えられたものでした。

動くのも話すのも、ゆっくりおっとりマイペースだった幼少期は、

情けない思いをすることがたくさんありました。

 

幼稚園のかけっこではいつもビリ。

当時の写真を見返すと、ゴールテープを切る私の後ろには

人っ子1人いません(笑)。

「どうせ私なんて……」と思っていたときに、父は、

「いままで見た走りのなかで、1番よかったよ」と声をかけました。

だれと比べるでもなく、私のがんばりそのものを認めてくれたのです。

挫けそうになっていた心がその言葉で晴ればれとし、苦手なかけっこにも

その後、意欲的に取り組めたことを覚えています。

中学にあがるころには陸上部に入るほど、走ることが好きになっていました。

 

 

思いのこもった言葉1つで、子どもの心は強くなっていくのだと思います。

大好きなお母さん・お父さんに、とびっきりの言葉をかけられれば

子どもは元気いっぱい。自分の力を信じて、前向きに、

そして意欲的になること間違いなしです。

 

本号には、「最高の言葉がけ」の秘訣がたくさんつまっています。

どうぞ、ご一読ください。

(陽)

 

※「PHPのびのび子育て」毎月10日発売です。