「将来子どもに身につけてほしいことは?」

 

読者のみなさまに、アンケートなどで質問をすることがあります。その答えにはいつも、「コミュニケーション力」という言葉が入っています。

 

私も2人子どもを持つ母として、コミュニケーション力のある子に育ってほしいと願っています。そのためにいま、親としてどのように向き合っていけばいいのか、「PHPのびのび子育て」3月号をつくりながら考えていました。

 

長女が小学4年生のころ、一度お友だちとうまくいかなくなったことがありました。お友だちが、ある日いきなり口をきいてくれなくなったのです。学校から帰ってきて泣いている娘を見ていると、私も辛く泣きたい気持ちでした。

 

しばらくつらい日々を送っていたのですが、ある日、違うお友だちからその子が怒っている理由を聞いたようでした。

 

詳しく聞いてみると、そのお友だちは何度か娘に「来週の土曜か日曜に遊べる?」と誘ってくれていたみたいでしたが、休日だったこともあり、家族の予定聞いてから返事するといってそのままにしていたことが何度かあったようでした。

 

その他にもいろいろ理由はあったようですが、このことが大きな原因だったようです。娘はその子をそんなに怒らせていることに全然気づいておらず、口をきいてもらえない理由もわかっていませんでした。

 

どうしてこんなことになる前に、うまくコミュニケーションがとれなかったのか……。もしもっとコミュニケーション力が育っていたら、あんなに哀しい時間を過ごさなくてもよかったのに、とつくづく思います。

 

今でもあの時の、娘が泣いている姿を思いだすと、辛い経験も時には必要だと思う一方で、胸が痛くなります。

 

思いをきちんと伝えることができ、さまざまな人とうまくコミュニケーションがとれる子に育てるために、親がこころがけておきたいこと……。いま考えてみるといくつか思いうかびます。そして、もっとよりよいサポートができた気がするのです。

「PHPのびのび子育て」3月号では、日常生活の中で心がける、「話す力」がつく小さな習慣をたくさん紹介しています。

 

どうぞご一読くださいませ。                 

(京)

 

※「PHPのびのび子育て」は毎月10日発売です。