家庭直販書『運動神経がよくなる「からだ遊び」』を作るきっかけは、「子どもの運動神経ってよくできるのかな?」という、企画会議での疑問からでした。

 

いろいろ調べたところ、執筆いただいた中村和彦先生の、「幼児期に多様な動きを身につけることで、運動神経がよくなる!」というインタビュー記事を見つけ早速お目にかかりました。

 

幼稚園児の母である私は「うちの子は、水泳教室に通わせているから大丈夫!」と安心していましたが、実は一つのスポーツでは、運動量は保障されていても、運動神経はよくならないと聞き、愕然としました。

 

このままでは大変と危機感を覚え、本書でご紹介している「基本の36の動き」をさせたところ、「えっ! こんなことができないの?」とびっくりするような簡単な動きができないことが発覚しました。

 

でもこの本のイラストを母子で見ながらトライしていくと、全ての動きができるようになりました。今では自分ひとりで、最初はできなかった頭にぬいぐるみを乗せて歩いたり、頭上にボールをなげて1回転してとったりという動きを、リビングで楽しんでいます。子どもが健やかに育つためには、発育発達段階に見合った運動をすることが重要だということを実感しました。

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【チェック あなたの子どもは大丈夫ですか?】

 

以下の問いに1つでもあてはまれば、ぜひ「からだ遊び」を生活の中に取り入れてください。

 

口 「疲れた」とよく口にする。

口 外で遊ぶより、家の中で遊ぶことが多い。 

口 毎日、3時間以上、テレビを見たりゲームをしている。

口 標準より,太っている。

口 体を動かすことが、好きではない。

 

 

本書では、幼少期に身につけさせたい「跳ぶ」「投げる」といった基本的な36の動作と、それを発展させた「からだ遊び」を親子でイラストを見ながら楽しく習得できます。ご家庭で毎日の生活の中に、無理なく取り入れられる方法を紹介していますので、ぜひ挑戦してみてください。

                              PHP研究所 教育出版部

 

【出典】『運動神経がよくなる「からだ遊び!」』 (PHP研究所)

 

【著者】

中村和彦 なかむらかずひこ

 

山梨大学教育人間科学部教授

1960年、山梨県生まれ。筑波大学大学院体育研究科修了。専門は身体教育学、発育発達学、健康教育学など。子どものからだや心の問題について研究を続け、とくに子どもの遊びの重要性に関する調査・研究では第一人者。むずかしい理論ではなく、誰にでもわかる平易な表現には定評がある。

文部科学省や日本体育協会、日本レクリエーション協会などの仕事に取り組むとともに、NHK教育テレビ『からだであそぼ』(2004年4月~2009年3月放送)、『あさだ!からだ!』(2009年4月~2010年3月放送)の監修を務め、子どもの健康増進、体力向上の推進を呼びかけている。著書に『運動神経がよくなる本』(マキノ出版)、『子どものからだが危ない!――今日からできるからだづくり』(日本標準)などがある。