4月新刊の直販家庭向け書籍『アドラー博士の 子どものやる気がどんどん湧き出るお母さん講座』をご紹介します。

 

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子どもの「無気力」が、学校教育の現場で問題になっています。ある小学校の低学年の児童たちは、校庭で遊ぶのが「面倒くさい」と、休み時間中、教室の自分の席でボーッとしているといいます。

 

家庭でも、さまざまなことにすすんでチャレンジしようとしない子どもたちに、もどかしさとともに、不安を抱いている保護者が多くなっています。「失敗したくない」「どうせやったって、できないし」……。こんな後ろ向きの言い訳を口にして、無難なこと、できることしかやろうとしない子どもたちが増えているのだといいます。

 

子どもたちは、いったいどうなってしまったのでしょう?……。

 

どうしたら、ウチの子はやる気を出してくれるの? これからの時代、どんなことにも臆(おく)することなく、やる気をみなぎらせて積極果敢に挑戦していってもらいたい!――わが子にこんな願いを抱いている保護者の皆様に読んでいただきたいのが、『アドラー博士の 子どものやる気がどんどん湧き出るお母さん講座』です。

 

オーストリアの精神科医で、フロイト、ユングと並び称されるアルフレッド・アドラー博士による「アドラー心理学」は、「やる気と勇気の心理学」とも呼ばれ、子育てや人材育成の分野で、ひとつの大きな指針として、多くの人に支持されています。

 

やる気や勇気は、本来、誰にでも備わっているものだと、アドラー博士はいいます。そのやる気がどんどん湧き出るように、子どものハートに火をつけられるのは、お母さん、お父さんなのです。でも、そのためには、知っておかなければならないこと、やっていただきたいことが、いくつかあります。そうした、子どものハートに火をつけ、灯(とも)し続けるために必要な知識と実践法を、長年、アドラー心理学をもとに子どものカウンセリングに取り組んできた星一郎先生が、わかりやすくまとめたのが、この本です。

 

「あなたは、自分のことが好き?」――星一郎先生は、子どもたちに必ずこう聞くのだそうです。しかし残念ながら、「好き」と答える子どもは、驚くほど少ないとのこと。

 

「うまくいかないこともあるし、失敗もするけれど、こんな自分で大丈夫。僕は、私はちゃんとやっていける」。こうした「自己肯定感」「自尊心」をしっかり身につけることが、子どものやる気と勇気につながっていくのです。本書では、子どもが「自分が好き」と言えるようになるために、家庭でできることをたくさん紹介しています。

 

子どもが「自分が好き」と言えるようになるには、保護者も「自分が好き」と言えなければいけません。そうした観点から本書では、保護者自身の自尊心を大切にする方法や考え方についてもふれています。

 

お母さんたちは、充分よくやっています。ただ、ほんの少し、気をつけてほしいポイントがあるのです。そのポイントを、この本の中から見つけてください。

 

お母さんたちが気楽に楽しく子育てをしてくれることを、私は何より願っています。この本が、そのための助けになれば幸いです。

(PHP研究所 教育出版部)

 

 

 

出典:『アドラー博士の 子どものやる気がどんどん湧き出るお母さん講座』 (PHP研究所)

【著者】

星 一郎(ほし・いちろう)

心理セラピスト。1941年、東京都生まれ。東京学芸大学卒業。都立梅ヶ丘病院精神科心理主任技術員を経て、都立中部総合精神保健福祉センター勤務。その後、財団法人精神医学研究所兼務研究員、日本アドラー心理学会評議員などを歴任し、現在、子育てボランティア団体「わいわいギルド」代表のほか、IP心理教育研究所所長を務める。専門は個人カウンセリング、個人心理療法。オーストリアの精神科医・アドラー博士が提唱した「アドラー心理学」を取り入れた子育て論や子どもへの対処法には定評がある。

著書に『アドラー博士の 子どもを勇気づける20の方法』(サンマーク文庫)、『アドラー博士が教える 子どもの「くじけない心」を育てる本』(青春文庫)、『アドラー博士が教える10代の子には「親の話し方」を変えなさい』(青春出版社)などがある。