速読のスキルを小学生のうちに身につけると、後々大いに役立ちます! 寺田昌嗣さんの『子どもの速読トレーニング』より、そのメリットをご紹介します。

 

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読書と勉強がスイスイ楽にできるようになるには

 

小学生のうちに正しい速読をマスターしておくと学力向上にプラスになります。これは間違いありません。

 

そうはいっても、速読をマスターしたらいきなり天才になれるわけではありません。速読をマスターして、一気に成績上昇!これも、少し夢を見過ぎかもしれません。

 

ただ、速く読めるようになると、子どもたちは学力の面で、たくさんのメリットを手にすることになります。

 

まず、なにより本を読む量が増えるので、知識が豊かになり、読書力、読解力が上がります。勉強の効率も上がりますから、広い試験範囲を楽にこなせるようにもなります。また、長文を読まされる試験でも有利になります。

 

さらに、速読で重視する集中力は、学習全般の効果を高めてくれるでしょう。

 

いってみれば、読書と勉強が楽になり、質まで上がる条件が整うわけです。中学生になると、すべての教科の内容が専門的になり、同時に「自分で学ぶ力」の重要性が一気に高まることを考えると、とても大きなメリットです。

 

近年、国際学習到達度調査(PISA)で示される新しい学力が注目されてきています。今までの勉強(重要語句や公式を単純に暗記してテストを乗り切るようなもの)が、本当の意味での子どもの進路を保障してくれないことに多くの人が気づいています。

 

これからの時代、教科書や資料集、ときには参考書や事典を自力でひもといていく力が必要なのです。

 

小学生時代に自ら読んで学び、考え、答えを導き出す力を身につけさせておきたいものです。そのベースを作るうえで、速読は大きな力を発揮してくれることでしょう。

 


 

【本書のご紹介】

 

 

子どもの速読トレーニング


『子どもの速読トレーニング』

「聞く力」「読む力」「集中力」がアップ! 中学校の勉強がラクになる! 親子で楽しみながらできる、速読トレーニングを紹介します。


【著者紹介】
寺田昌嗣 (てらだ・まさつぐ)
(てらだまさつぐ) 1970年、福岡県生まれ。名古屋大学法学部卒業。元福岡県立高等学校公民科教諭。教職在職期間は8年と短期間ながら、ユニークな授業が評判となり、全国紙一面に授業が紹介されたこともある(1998年元旦・朝日新聞)。また、中学校勤務時代には20代にして進路指導主事を任されている。
2001年に教職を辞し独立。教師時代から研究を続けていた高速学習と速読のメソッドを完成させ、その指導にあたる。速読3日間集中講座は98%の高い修得率を誇り、速さだけでなく読書そのものの質が上がると評価が高い。また、5つのライバル速読流派から顧問や技術指導の依頼を受けるなど、メソッドと指導技術に対する業界内での信頼も厚い。
現在は、名著・古典を読む読書会、私立大学での読書力養成講座、社会人向けの熟読講座など、読書力を養うための活動にも力を入れている。読書力と読解力を育むための「ことのば子ども速読講座」も福岡で開講中。