オシャレな人は、ベーシックカラー3色でまとめる!......人気スタイリスト・坂本陽子さんの「大人カジュアルの法則」をご紹介します。

 

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長年スタイリストをしてきて、仕事柄多くのオシャレな人を見てきました。その中で感じたのは、オシャレな人のファッションは、ふたつの傾向に分けられるということです。

 

一方は、最先端のトレンドなどデザイン性の高いものを積極的に取り入れ、かつそれが似合っているモードな人。

 

もう一方は、シンプルで上質な装いのベーシックカラーの達人です。

 

モードなファッションは、決まれば本当に格好いいけれど、着る人を選ぶのも確か。真似をするのはちょっと難しいかもしれません。だから、私たちは、ベーシックカラーの達人たちをお手本にしましょう。たとえば、ヨーロッパのマダムたちをイメージしてください。彼女たちは、ベーシックカラーを本当に美しく着こなしています。それぞれが、自分の基本の色を知っていて、それを軸に全身をコーディネートしているからです。

 

では、さっそく練習してみましょう。

 

私が考えるベーシックカラーは、黒・白・ベージュ・グレー・ネイビーの5色です(好みによってはカーキなどを加えてもいいでしょう)。

 

コーディネートは、その中から3色以内でまとめてください。ベーシックカラーは、3色以内ならば、原則どんな観み合わせでも上手くまとまります。たとえば、写真で私が着ているのは、黒・白・ベージュの3色です。これならアイテムの色を入れ替えてももちろんOKです。

 

また、同色を、トーンを変えて組み合わせるという方法もあります。たとえば、グレーには、ライトグレー、シルバーグレー、ベージュグレー、チャコールグレーなど、さまざまなバリエーションがありますよね。これらを上手く組み合わせると、ニュアンスのあるオシャレの上級者というイメージになるでしょう。

 

3色以内であれば、ベーシックカラー2色にさし色1色という組み合わせもキレイにまとまります。ネイビーのニットに、ホワイトデニム。それにイエローのバッグといった組み合わせ。さし色は、靴やバッグ、ストールなどの小物に使うと、間違いがありません。赤やブルーやピンクなど、濁りのない明るい色を使うと、元気で若々しい印象になります。また、レオパードやパイソン柄の小物も、ベーシックカラーのコーディネートの中で用いると、遊び心満点のアクセントになります。柄もの小物は、大人カジュアルに欠かせないアイテムで、私も愛用しています。

 

靴とバッグの色を揃えるのは、少し古い感じのするコーディネートですが、チラ見せさせるインナーの色と靴を合わせたり、ブレスレットとストールの色を合わせたりしてみると、新鮮かつ大人っぽいオシャレが発見できます。

 

他のページでも、私が着ているのは、この法則にのっとったコーディネートです。参考にしてみてください。

 

自分のベーシックカラーを決めることによって、コーディネートが考えやすくなり、着回しも簡単にできるようになりますよ。

 

服のデザインよりも、色使いを先にマスターすることが、オシャレ上手になる近道です。まずは、クローゼットを開けて、自分のベーシックカラーを探してみましょう。  

 


 

【本書のご紹介】

 

上質大人カジュアルBOOK


『上質大人カジュアルBOOK』

カジュアルさと上品をMIXさせた大人のための"しゃれカジ"とは? 人気スタイリストが、アイテムの選び方から着回しのコツを伝授。


【著者紹介】
坂本陽子(さかもと・ようこ)
スタイリスト。『STORY』『HERS』 『GOLD』など、40代から50代向け女性誌を中心に幅広く活躍。大人のための「イタくない」カジュアル感と上品さを両立させたスタイリングにはファンが多く、ブログも人気を集めている。