あなたは「一緒にいると疲れる人」になっていませんか?古宮昇さんの著書、『一緒にいてラクな人、疲れる人』をご紹介します。

 

shinrigaku.jpg

 

「一緒にいてラクな人」は好感度No.1

 

人生で楽しく幸せだったころのことを思い出してみてください。 そのとき、きっと良い人間関係があったはずです。恋人ができた、友だちに恵まれた、家族の仲が良かった......など。 反対に、特につらかったとか苦しかったとき......そこには悪い人間関係がかかわっていたはずです。いじめられていた、恋人や配偶者と不和だった、家族関係が悪かった、孤独だった、上司からつらく当たられた......など。 幸せな人生になるか不幸せな人生になるか、それを左右するもっとも重要なカギは人間関係なのです。

 

「じゃあ、どんな人が好かれるんだろう?」 わたしの教え子がそれを知りたくて、たくさんの人たちに「あなたはどんな人に好感を持ちますか?」と尋ねるアンケート調査を行ないました。 すると、「話の面白い人」「聴き上手な人」などたくさんの意見の中で、第一位は「一緒にいてラクな人」でした。 人間関係に恵まれて楽しく幸せに生きるためにもっとも大切なことは、「一緒にいてラク」ということなんです。

 

あなたは「一緒にいると疲れる人」と思われていませんか?

 

ところが、「あの人と一緒にいると疲れる」。 そんな人っていますよね。あなたはそう思われていませんか?一緒にいて疲れる人が、人間関係に恵まれるはずがありません。 では、「一緒にいてラクな人」と「疲れる人」は何が違うのでしょうか? そしてどうすれば、「ラクな人」 になれるのでしょう? それをお伝えするのが本書です。 とっても効果の高い方法です。ズバリ、実践してもらえれば、あなたは今よりずっと人から好かれ、人間関係が楽しくなります。

 

こんな人は読まないでください

 

でも、効果的な方法だからこそ、読まないはうがいい人がいます。 それは、他人のこころを操って自分の思い通りにしようとする人。自分のためなら他人に迷惑をかけてもいい、と思う人。 あなたがそういう人なら今すぐ本棚に返してください。 この本は、自分も人も、ともに楽しく幸せになれる人間関係を築きたい、と願う人のための本です。 あなたはそういう人ですか?

 

こころの中で「はい」と答えましたか? まだ読んでますか? そうでしたら、あなたは、わたしが人間関係の秘密をお伝えしたい、まさにそういう人。 分かりました。わたしも覚悟を決めてお教えしましょう。失敗もつらい過去も含めて。

 

わたしは「一緒にいてラクな人」ではありませんでした

 

わたしは、心理学博士であり、心理カウンセラーとして日米で二十年近くにわたって、のべ5000人ほどの方々のこころの援助をしてきました。米国の病院の精神科、心療内科医院、そして日米の大学カウンセリング・ルームなどでの勤務を経て、今は個人開業のカウンセリング・ルームで心理カウンセリングをしています。 また、プロ・カウンセラーのトレーニングを行なうとともに、大学院で臨床心理士の養成もしています。

 

ところが、ここであなたに告白しなければいけないことがあります。 実は、かつてのわたしはカウンセラーであるにもかかわらず、「一緒にいてラクな人」ではありませんでした。 意外だったでしょうか。 わたし自身が人間関係の乏しい人間だったこととわたしのつらい過去については、本書で詳しくお話ししますが、ここでも少し触れておきます。

 

人にこころを開くのが苦手だったわたし

 

「ぼくって不幸な子どもだ」 わたしは小学生のとき、そう思って一人で泣いていたことを覚えています。母は不安とイライラが強く情緒不安定な人で、母子心中で殺されてもおかしくない状況で育ちました。 両親はけんかを繰り返し、ついに離別します。幼い妹とわたしは母親に引き取られました。わたしはかんしゃく持ちの母親と一緒に暮らし、いつもビクビク・オドオドしていました。そうして萎縮して育ち、気の弱かったわたしは、学校でいじめられました。 今振り返ってみると、わたしは人への不信感の強い人間でした。もっとも、その不信感を隠し、表面的には人と仲良くしていましたが。 でも、こころにへばりついている不信感により、人にこころを開くことはあまりできませんでした。人と、お互いを深く分かり合える会話はなかなかできず、ぎこちない雰囲気の会話になることもよくありました。他の人からすると、そんなわたしと一緒にいてラクなはずはありません。

 

そんなわたしも、さまざまなきっかけで少しずつ変わっていきました。

 

その一つが、こころのカウンセリング(心理療法)を受けてきた経験です。本書ではそのことについても詳しくお伝えします。

 

具体的に実践できる方法が学べます

 

本書では、あなたがもっと「一緒にいてラクな人」 になる方法を、具体的に学ぶことができます。 もちろん、初めからうまくできる人なんていません。でも、わたしがお伝えする方法を一つひとつ実践するにつれ、あなたはどんどん「一緒にいてラクな人」 になり、人からもっと好かれます。楽しい時間は仲良しの人と過ごすので喜びが二倍になり、つらいときは誰かに支えてもらえるから、苦しみが半分になります。 周りの人だって、あなたがいるおかげでより幸せになります。そしてあなたの人生に、楽しさと喜びがもっと増えます。 さあ、楽しいその旅に一緒に踏み出しましょう!

 


 

【本書のご紹介】

一緒にいてラクな人、疲れる人


『一緒にいてラクな人、疲れる人』

一緒にいて「疲れる人」と「ラクな人」の違いは? どうすれば後者になれる? のべ4,500人以上の心を癒してきたカウンセラーが解明!


【著者紹介】
古宮 昇(こみや・のぼる)
日本と米国で通算20年にわたり、のべ5000名ほどのカウンセリングをしてきた心理学博士。臨床心理士。デイマティーニ・メソッドファシリテーター。米国メリーランド州立フロストハーグ大学修士課程修了(主席卒業)。州立ミズーリ大学コロンビア校心理学部より博士号(Ph.D.inPsychology)を取得。ノースダコタ州立こども家庭センター常勤心理士、パイングローブ精神科病棟インターン心理士ののち、州立ミズーリ大学コロンビア校心理学部で教鞭を執る。現在、大阪経済大学人間科学部教授(臨床心理士養成第一種指定大学院)。ニュージーランド国立オークランド工科大学心理療法学部客員教授(2015年4月より)。開業オフィスで心理療法を行なっている。