田村忠夫先生の書籍、 『子どもの心と体が育つ! 園で人気の「ふれあい」遊び』をご紹介します。

 

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"ふれあい遊び"で親子の心もぴったんこ!

 

子育ては、本当に大変です。子どもの世話と家事に追われて、一日はあっという間に過ぎてしまいます。ふとんに入るころにはもうクタクタで、自分らしく穏やかでいられる時間、子どもといて心底楽しめる時間というのは、なかなか持てないのではないでしょうか。

 

それでもお母さんたちは、毎夜子どもの寝顔を眺めながら、今日一日の子どもとのあれこれを振り返り、「あのときこの子は何がしたかったんだろう」「ちゃんと対応できただろうか」「なんであんなこと言ったんだう」と悩んだり、悔やんだりをくり返していることと思います。

 

それでも子どもというのは不思議なもので、家庭に明るさや笑顔、活気や癒しをもたらしてくれます。そんな子どもをいとおしむ気持ちは、かつては母親になれば持つのが当たり前だと思われていました。しかし私は、日々の何気ない会話、ちょっとしたスキンシップなどによってはぐくまれるものだと思っています。 以前から、親子の安定した関係をはぐくむひとつの方法として、スキンシップが重要であると言われています。また、生後3~4カ月から幼児期において、直接、肌と肌がふれあう皮膚感覚の気持ちよさが子どもの心身の発達に大切であるとも言われてきました。

 

難しく考える必要はありません。折りを見て子どもにちょっとふれたり、体をさすったり、つっついてふざけたり、たくさんふれあえばいいのです。時には、子どもが「やめて~」と嫌がるほど、笑顔で抱きしめてほしいのです。

 

スキンタッチをするときは、子どもが楽しむように、お母さん、お父さんも童心に返って、無邪気に楽しんでほしいと思います。その気持ちのありようが、知らず知らずのうちに親子のぬくもりを築いてくれるでしょう。

 

子どもがどうしても泣きやまないとき、ききわけのないとき、注意しても同じことをくり返すとき、無力感にがられたり、情けなくなったり、腹立たしかったリして、子どもにやさしくする気持ちを持てないかもしれません。また、あれをしなきゃ、これをしなきゃと追われてばかりの日々では、子どもと向き合ってふれあいの時間を持つというのは難しいでしょう。

 

でも、そんなときでも、本書で紹介するような"ふれあい遊び"なら、できるのではないでしょうか。道具は不要。"ついで"や"ながら"でできる遊びも少なくありません。それでも、子どもから返ってくる笑顔はきっと百点満点です。

 

もちろん、だっこしたときに頭をなでる、話を聞くときに手をつなぐ、子どもがテレビに夢中なときにそっと背中をなでてあげる......そんなことでもいいのです。ぜひ、お子さんと"ふれあい遊び"をしてください。お子さんはきっと、あなたを癒すすてきな笑顔を見せてくれるでしょう。

 

笑顔は健康のバロメーター。親子で笑いあえればきっと、望ましい親子関係ができあがっていくことでしょう。

 

本書が、親子のぬくもりを築く一助となれば幸いです。(「はじめに」より)

 

 


 

【本書のご紹介】

 

子どもの心と体が育つ! 園で人気の「ふれあい」遊び


『子どもの心と体が育つ! 園で人気の「ふれあい」遊び』

準備いらずの、いつでもどこでもすぐにできる遊びを紹介。子どもが満面の笑みをうかべ、心もホンワカ温まる、園で大人気の遊びを厳選。

 

【著者紹介】
田村忠夫(たむら・ただお)
田村幼児体育研究所所長・紙芝居作家。
現在、田園調布ルーテル幼稚園およびかちだ幼稚園で実践をしている。また、全国の幼稚園教諭研修会・保育士研修会・母親講座・父親講座の講師を務める。
著書に『ふれあい運動あそび』(りんごの木出版部)、『0~5歳児のふれあい運動会種目集』(ひかりのくに)、『じゃれっこあそび(CD付き)』(小学館)、『園外保育と・ら・の・ま・き』『運動会のゲーム&ダンス』(ともに鈴木出版)など、その他著書・共著多数。