じつは、お金には「性格」があります。「気がついたら貯まる人」はその本性をよ~く知っているのです。

 

 

お金ってじつはこんな性格

 

1.好き嫌いが激しい

「お金のせいで」「お金があれば」と、責任転嫁する人は嫌われます。一方、感謝の念を持って丁寧に扱う人のことを、お金は大好きです。

 

2.キレイ好き

お財布の整理整頓を心かける、お札の向きを揃えるなどの気配りで、お金の居心地を良くしましょう。清潔な場所を好むのはお金も同じです。

 

3.人を見る目がある

第一印象が良い人に対してお金は安心感を抱き、仲良くしたいとやってきます。しかしお金の扱い方が乱暴だったり、過ぎた節約で心の豊かさがない人には、近づきません。

 

4.いつも聞き耳を立てている

何気なく使う言葉によって、お金との関係は大きく変わっていきます。「どうせ・だめ・できない」など、後ろ向きの言葉にお金はとっても敏感なので気をつけましょう。

 

お金の「本性」を知って、お金に愛されよう!

 

好き嫌いが激しくて、キレイ好きで、おまけに 「どうせ・だめ・できない」など後ろ向きの言葉に聞き耳を立てている。お金はそんな性格です。

だから「収入が増えないから、お金を貯めるなんて無理」「節約に疲れちゃった」なんて言葉を聞くと、お金は離れていってしまいます。

お金を貯めるための第一歩は、そんなお金の性格・本性を知ることなのです。それだけで、お金に振り回されることなく、将来の不安とは無縁で、時間と心にゆとりがある状態、私たちが目指すゴールともいうべき「お金に愛される」 ことができるのです。

さらに、次からは、お金にプロポーズされるくらい、もっと愛されるための「7つの習慣」をご紹介しましょう。

 

お金に愛される7つの習慣

 

習慣1:「楽しい節約法」しかしない

 

必要でないのに安いからと買ってしまうのが「貧乏になる節約」、欲しいものを必要なときに買うのが「お金持ちになる節約」 です。

「必要性」を基準に買うようにすれば、ショッピングに行く回数も減り、衝動買いも防げます。気に入ったものが見つからない場合は「買わない」という選択肢も大切です。また、使用頻度が低いものは、レンタルを利用するのもいいでしょう。

節約は我慢大会ではありません。心から欲しいと思ったものが必要かつ長く愛用できるものならば、値段を気にせず購入してもいいのです。メリハリをつけたお金の使い方をすれば、フトコロも心も満たされます。

 

習慣2:家を「快適空間」にする

 

豊かな気持ちで過ごしたいと考えたとき、カギになるのが家です。

大切なのは、お金をかけることではなく、丁寧に暮らすこと。丁寧な暮らしを心がければ、愛着が湧くものをきちんと管理し整理するようになります。すると家が片づき居心地がよくなり、ストレスから不要なものを購入することもなくなります。

「便利だけど使い道が限られているものは、購入しない」

「自宅で洗濯できない服は買わない」

など、独自のルールを決めるのもいいでしょう。家で過ごす時間が充実すると、欲求のコントロールが自然にできるようになり、浪費的な生活とは無縁になります。

 

習慣3:食事には「旬」の食材をムダなく活用する

 

野菜や果物、魚などは「旬」の食材を活用しましょう。手ごろな上に、栄養豊富。経済的にも健康の面から見ても、お勧めです。

大根や人参などの根菜は、葉つきのものを求め、葉も皮もムダなくいただく。キャベツや白菜などの葉物野菜は、外葉や芯も調理。柑橘類は、皮も活用してジャムやピールに。

魚を一尾買いする際は、捌くのはお店にお任せしても、「あら」をもらうのを忘れずに。

ムダなく食材をいただく「エコクッキング」は、家計の助けになるというだけでなく、ゴミを減らし料理のレパトリーを増やし、さらに食べ物を慈しむ心も育ててくれるのです。

 

習慣4:ライフスタイルが変わったらカードを見直す

 

転職や結婚、引越しなどでライフスタイルが変わったら、手持ちのクレジットカードを見直しましょう。

ライフスタイルが変われば、行動範囲やカードを利用する場所も、ポイントの使い道も変わってきます。

今の生活シーンに合っているかを確認して、一年以上使用していないクレジットカードは処分するのも策です。

私は仕事でよく利用する航空会社のカードを「メイン」 にして、効果的にポイントやマイルを貯めています。そして、使用頻度が高いスーパーのカードを「サブ」 にしてポイントや会員特典を活用。きっとあなたの想像以上に家計管理と節約に役立つはずです。

 

習慣5:「生き金」と「死に金」を意識する

 

お金には、必要な出費=「生き金」と、もったいない出費=「死に金」があります。

これを日ごろから意識することが大切です。

例えばレシートを使って実践してみましょう。

生活必需品の購入や使途が明確な「生き金」と判断できるレシートには 「O」。何となく使ってしまった、安いからまとめ買いをしたなど「死に金」と判断できるレシートには「×」というように、印をつけます。その際「○○さんへのお見舞い」「疲れたのでタクシー利用」というように、どんな理由でお金を使ったかも、メモしておきましょう。

「×」 の傾向を知ることで、お金の使い方のクセが見えてきます。

 

習慣6:トレンドよりもベーシックなものを大切にする

 

お金に愛される人は、洋服や小物をはじめ、家電や家具などにおいてもトレンドを求めず、ベーシックなものを大切にしています。ベーシックな洋服や小物は、シンプルで清潔感があり万人に愛され、どんな場でも浮きません。

コーディネートもラク。着ていて安心感があり、その人の魅力を際立たせてくれます。ベーシックな家電は余計な機能がついていない分、価格もお手ごろで故障も少ない。家具ならば飽きずに手入れをしながら、長年使えます。

身の回りの環境をベーシックなもので整えれば、生活全般のスタイルも整っていきます。これは家計管理の上でも正解です。

 

習慣7:一年に一度は「お金会議」をする

 

お金の価値観は人それぞれですが、「稼ぐ・貯める・使う」 の認識が家族であまりにも違いがあると、お金回りの問題が生じます。

お金の話をするのは野暮だという方もいらっしゃいますが、家計管理や資産運用は、家族の協力なしには成立しません。

お金に愛される人は何らかの形で、家族でお金について話す場をもっているもの。例えば家族全員が参加する「お金会議」を一年に一度くらいのペースで行なってみてはいかがでしょう。収入、支出、昨年の貯蓄額、大きな支出トップ3を見直したり、今年のマネー目標を全員で決めるのです。

経済や数字に詳しくなることは、子どもの情操教育としても有効です。

 

「お金の不安」は捨てられます

 

7つの習慣を身につけても、いくらお金を貯めても不安を感じる、そんな方もいらっしゃると思います。しかし安心のために高い保険や、途中解約すると元本割れをする「個人年金」に加入するのは避けましょう。

お金の不安をなくすには、働き続けられる力、「健康」を維持増進すること。自身はもちろん家族の健康を支えるのは、あなたにしかできません。

健康は資産。病気は負債です。負債がなければ、いくらでもお金は生み出せます。

このように考え、行動することで、お金の不安は意外なほど簡単に捨てられます。

 

[著者紹介]

臼井由妃(うすい・ゆき)

㈱健康プラザコーワ、㈲ドクターユキオフィス代表取締役。 会社経営やコンサルティング、執筆、講演活動を行なっている。著書に『できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか?』(翔泳社)、『「すなお」の法則』(あさ出版)などがある。

 


 

rakuru201412.jpg「PHPくらしラク~る」は主婦が何気ない毎日をラクに楽しく過ごせるように応援する生活情報。2015年10月号の特集は<お金が貯まる暮らしのヒミツ>です。

 

年間購読のご案内

毎月、忘れずに「PHPくらしラク~る♪」を読みたい! そんなあなたにおすすめしたいのが、年間購読。毎月ご自宅へお届けします。送料無料。 年間購読のお手続きはこちらからどうぞ