忙しい朝、少しでも余裕を持って過ごしたい!そんな方は、「夜家事」がお勧めです。

 

 

夜家事で朝ゆったり

 

「執事のいる生活」って、憧れですよね。
朝、目覚めたら、栄養バランスのいい朝食が運ばれてきて、食べ終わったら片づけてくれ、着替えさせてくれ、
「奥様(お嬢様)、行ってらっしゃいませ」
これは楽しい妄想にすぎません。しかし、夜時間の活用次第で、それに近づけていくことは、決して夢ではないのです。
もちろん執事はいないので、それは全部自分がすることになるのですが、その自分は「昨日の自分」。朝の自分のために、自分が夜のうちに働いてあげるのです。自分が自分の執事となるのです。すべては、ゆったりした朝を過ごし、一日をスムーズにスタートさせるために。
とはいえ、100%、自分が望むような働きを、昨日の自分がすぐにしてくれるとは限りません。昨日の自分は一日の仕事のあとで疲れています。最初から全部はできないでしょう。
でも、今まで朝の自分を困らせていたあれこれの仕事が、一つでも二つでも、昨日の自分がやってくれるようになったら、ラクになるし、ゆとりが生まれます。前の夜にやっておくことを、少しずつ増やしていけるようにすればいいのです。

 

「スムーズな朝のための夜家事」を始めるにあたっては、「朝、こうなっていたらいいな」という理想を描きます。そして、それを項目別に書き出していきます。たとえば――。
・夜のうちに朝食がある程度準備してあり、温めれば食べられるようにしてある
・お弁当のおかずは作りおきが冷凍してあり、自然解凍か、電子レンジでチンするだけで詰められる
・洗濯物は夜のうちにすでに干してある
・着ていく服が上から下までコーディネートされている
・靴はピカピカに磨いてあり、履いていく靴に困らない
・その日捨てるべきゴミは、まとめて捨てるばかりになっていて、通勤の途中ついでに持っていけばいいようにしてある
・目覚めたら部屋はすっきり片づいていて、探し物をする必要もなく、忘れ物もしなくてすむ

 

ただ、最初からあれもこれも盛り込もうとするとうまくいきません。最初は、描いた理想の中でも、いちばん優先順位の高いものから始めます。それも、なるべくハードルを下げて、
「とりあえずできていればOK」
というレベルから始めるのがコツです。完璧を求めて、うまくいかなかったときに自分を責めるのは、何の意味もありません。
たとえ大雑把でも、今までより一つでもできることが増えたらラッキー。その数を増やしていくことも、レベルを上げていくことも、きっとできます。まずは、最初の一つを始めましょう。

 

 


 

【本書のご紹介】

 

夜家事でかつてないほど朝がラクになる

 

『夜家事でかつてないほど朝がラクになる』

「夜つけておくだけの朝食おかず」「その都度ササッと掃除でキレイ長持ち」など、夜のうちにやっておくと、朝がラクになる、知ってて得する仕込みネタを紹介します!
※家庭直販書です。一般書店では販売していません。


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金子由紀子(かねこ・ゆきこ)
出版社にて書籍編集に携わったのちフリーランスに。結婚後二児を得て、新たなシンプルライフの構築にいそしむ日々。暮らし、教育、ビジネス、旅行などの分野での取材・執筆・編集に携わる。主な著書に『持たない暮らし』(アスペクト)、『モノに振りまわされない!片づけのコツ』(だいわ文庫)、『クローゼットの引き算』(河出書房新社)、『40歳からのシンプルな暮らし』(祥伝社)など多数。