連絡なしに、たびたび突然訪問する母親……。いくら親子とはいえ、困りますよね。こちらの都合を考えない親に対して、どのように接すればよいのでしょうか。

 

女性

 

よい親子関係には、「自分の世界が守られている」ことが必要

 

D子さんは結婚を機に実家の近くに新居を構えて暮らすことになりました。これでやっと親から逃れることができる、そう思ってホッとしたのもつかの間。母親は何かと言えば「あなたの生活が心配」と、もっともらしい口実を設けて、たびたびD子さんの新居にやってくるようになりました。しかも連絡もなしにやってきて、できたての料理を渡そうとすることもあります。

D子さんは「電話してから持ってきてって、前にも言ったでしょ!」と、何度か言いましたが、「そんな他人行儀な。作ったら熱いうちのほうがおいしいし、いなかったら帰るもの。あなたたちの邪魔はしないわよ」と、母親は取り合ってくれません。家に上がり込むと「今日は何してたの? 旦那さんの仕事は上手くいってるの?」と質問攻めから始まって、グチやうわさ話に変わり、話し込んでなかなか帰ろうとしません。

もし、あなたにも似たような母親がいるのであれば、こんな言い方をしてみてはどうでしょうか。まずは母親と正面から向き合い、料理を作ってきてくれることへの感謝を伝えます。そして「言いづらいんだけど、来る前に電話してほしいの」などと、率直な気持ちを話しましょう。「いきなり来られたら、すぐに出られないこともあるし、絶えず『来るかも』と考えてしまって落ち着かないんだ」。あるいは「体調が悪かったり疲れたりしているときは素直に喜べないんだ」と率直に伝えてもいいのです。

よい親子関係を築くには、自分の世界が守られているという安心感が必須です。お互いの境界線を侵さずにつき合うには、まず「自分の気持ちを優先する」こと。そうすれば丁寧に断った後、「いつもありがとう。来週末は時間があるから一緒に出かけない?」などと前向きな会話ができるようになります。

 


 

【本書のご紹介】

 

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『「女子の人間関係」から身を守る本』

著者:石原加受子監修(心理カウンセラー、オールイズワン代表)

 

女どうしって面倒くさい!? 職場やプライベートで女子の人間関係がうまくいく方法を、豊富な参考事例、イラストと共に紹介します。