脳のクセを知り、うまく使うことで、 自分の生き方を変えたり、金運をつかむことができるのです。

 

女性

 

金運を引き寄せるポイントは「脳」

 

頭がいいからお金持ちになるとは限りませんし、運だけでお金持ちになるのは例外的なことでしょう。金運はただ待っていれば偶然訪れるのではありません。

成功している人は金運をつかむために上手に脳を使っているのです。運の善し悪しは関係なく、「自分は運がいい」と思うこと。つまり自分の脳をだますことで、金運が向いてくるのです。興味深いことに「運がいい」と〝脳だましワード〟をつぶやくことで、人間の行動は変わってきます。

人間は自分の言ったことのつじつま合わせをしようとするため、自分の行動の正当性を貫こうとするのです。

だからこそ、朝と夜に「自分は運がいい、金運が向かってくる」と口に出すことで、無駄なお金は使わず、どうすればお金が回ってくるかを自然に考えるようになるのです。

朝、つぶやくといいのは決意表明のようなもので、人間はその決意に沿ったことをやるようになります。これは、一日の行動に変化をもたらすために大切なこと。さらに夜、また同じように言葉をつぶやくことで、一日の行動の確認と記憶の強化ができます。

反対に、お金がない、金運がないとネガティブなことを考えると、どうしても駄目な行動をしてしまいます。それほど、脳に自分の思いを確認していくことは重要なのです。

 

脳だましワード1:「お金持ちになれる!」

お金はいらない、と思うとお金は決して回ってきません。お金持ちになりたければ、まずはお金持ちになりたいと願い、なったときのイメージを膨らませてみることです。

スポーツでイメージトレーニングという方法がありますが、実際に効果があることがわかっています。脳で考えるだけで運動能力がアップするのです。同様にお金持ちのイメージを、たとえば、大きな家に住み、高級外車に乗っているというわかりやすいイメージに膨らませていけば、そのためにはどうすればいいかを考えるようになるのです。

 

脳だましワード2:「仕事は必ず回ってくる」

仕事がないと思うと、本当に自分の周囲から仕事がなくなっていきます。それはネガティブな視点で物を見るようになってしまうからです。どうせ駄目だろう、自分には無理だと思うことで、チャンスを見失ってしまうのです。実際には周囲にいろんなチャンスがあっても気づけないのです。また、否定的な意見を言う人の周りにはチャンスは寄りつかなくなってしまいます。

どんな困難な状況であっても、絶対に仕事は回ってくるものだと強く信じていることで、脳の機能まで変化してくるのです。

 

脳だましワード3:「みんなのおかげで○○ができる」

金運を引き寄せるには人脈が必要です。実際、多くの成功者は困ったときに誰かが必ず助けてくれたと言います。それはその人に素晴らしい人脈があり、人からも好かれているということ。自分だけで何かを成し得るのは今の社会では不可能です。

自分の能力を世間が認めてくれないと思ったとしても、まずは人に感謝し、人に支えられていると本気で思うことで周囲の人間関係は変化します。他人を踏みつけてでも、と思うようでは金運は巡ってきません。まずは感謝の気持ちを表してみましょう。

 

脳だましワード4:「ピンチはチャンス」

失敗なくして成功もありません。失敗はチャレンジした結果。失敗がないなら、成功もないのです。

重要なことは失敗したときにその結果を否定的に考えずに、何かのチャンスだと考えることです。

だから「ピンチはチャンス」と言えるだけで、脳は前向きに働くのです。

ネガティブなことをポジティブに考えられる㆐これは、動物の中でも人間の進化した脳でしかできないこと。失敗から創造を生み出すことができれば、もう、怖いものはありません。

 

脳だましワード5:「自分には個性がある」

自分の能力を他人と比較すると、どこかに劣等感を感じて、意欲がなくなってしまうものです。

他人がどう成功しようと、自分には別の素晴らしい能力があって、それで金運を呼び込むことができると思えれば、あとは自分との戦いになってきます。ですから、要領がいい人や成功している人と自分とを比較しても、何の意味もありません。

自分には自分の個性があると信じること、そう言って脳をだますこと、これこそが本当の自分の能力を引き出すコツなのです。

 

脳だましワード6:「お金は有効に使っている」

少しお金が入ってくると、つい余計な買い物をしたり、あるいは、浪費をしたりして、後悔してしまうことはありませんか? しかし、それでは駄目なのです。

自分のお金は自分が判断して使ったのだから「無駄なことはない」「必ず何かに役立つ」「それによって人間関係も保てる」など、お金を有効に使っていると自分の脳をだませれば、自分に投資していくことを恐れなくなります。

こうして思い切ったお金の使い方をすることができるようになれば、金運も回ってきます。

 

【著者紹介】

米山公啓 (作家・医師)

1952年生まれ。医学博士。聖マリアンナ医科大学医学部卒業。98年に聖マリアンナ医科大学内科助教授を退職後、本格的な著作活動を開始。現在は週3日、東京都あきる野市にある米山医院で診療を続けている。『すぐに思い出す技術』(泰文堂)など著書多数。

 

『PHPくらしラク~る』 2月号より

 

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本記事は、PHPくらしラク~る2018年2月号特集「貯まる! 朝・夜の習慣」より、一部を抜粋編集したものです。