「私は何もできない」「存在している理由が見つからない」と感じている人へ。自分で自分の存在価値を認める方法をお伝えします。

 

女性

 

最近、いつ自分をほめましたか?

 

いつもと同じ生活を送っていると、「このままでいいんだろうか」と不安になったり、反対に「このまま変わらなくてもいいや~」とあきらめてしまったりします。

もちろん、普段通りの生活がダメだというわけではありません。しかし、なんとなく過ごしていませんか? 毎日よく頑張っている自分をちゃんと労っていますか? 「こんなこと、できて当然よ」と自分に厳しくしていませんか?

人は、できたことや頑張ったことをちゃんと認められると、「自分には存在価値がある!」と感じることができます。他者にほめられてもモチベーションは上がりますが、一番いいのは誰でもない自分に認められることです。ぜひ、自分をほめてみてください。

とはいえ、慣れないうちは拒否反応が出ることでしょう。そこで、自分をほめる簡単な方法を3つご紹介します。「え、これってほめることになるの!?」と思われるかもしれません。しかし、こんな簡単なことから自分の存在価値は高めていけるのです。

 

一日を時系列に振り返る

 

夜、布団に入ったら、「今朝は目覚めがよかったな」「スーパーには春野菜が並び始めていたな」「昼食後、テレビを見てうとうとしたな」など、その日の出来事を時系列に思い出していきます。

私たちは、忙しさのあまり未来のことばかり考えて、過去のことはすぐに忘れ去ってしまいます。でも、過去を振り返れば「頑張っていた自分」がたくさんいることに気づくはずです。

自分で評価を下さずに、やったことや起きた出来事だけを思い出してみましょう。

 

負の感情を受け入れる

 

一日を振り返っていると、「あれは嫌だったな」など負の感情が生まれてくると思います。そんなときこそ、「よく乗り切ったね」「お疲れ様」「頑張ったじゃない」と自分を労ってください。

負の感情は早いうちに癒やさないと、何度も爆発して自己嫌悪を引き起こします。感情も自分の一部分なので、出てきたものは全部受け入れて癒やしてあげましょう。それが自分をほめることにつながるのです。

嫌な感情が生まれてきたら、絶対に否定せず、「出てきてもいいんだよ」「私はいつもあなたの味方だからね」と声をかけましょう。

 

マイナスをプラスに転換する

 

負の感情を認めたら、0を0.1に進めるくらいわずかでいいので、出来事をプラスに捉え直してみます。 

他人からの一言にグサリときたなら、「私の短所を長所に変えるヒントを授けてくれたのかも」と考えてみます。

もちろん、傷ついている自分も否定せずに認めてあげます。でも、それだけで終わりにせず、「この経験をどう活かそう?」と自分に問いかけると、次にやるべきことが少しずつ見えてきます。

「すべての嫌な出来事は成長の糧になる」と考えてみましょう。

 

「PHPスペシャル」4月号より

 

【著者紹介】

原 邦雄(はら・くにお)

一般財団法人「ほめ育財団」代表理事。世界中の人たちを輝かせることをミッションに、ほめて人を育てる「ほめ育」を国内外に広げる活動をしている。『1日1ほめで幸運を引き寄せる 自分をほめる習慣』(すばる舎)など著書多数。

 

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本記事は、「PHPスペシャル」2018年4月号特集【「気にしない」自分になれるヒント】より、一部を抜粋編集したものです。