お金との向き合い方を変えると、人生も一変する――と語るのは、ベストセラー作家・本田健さん。ユダヤ人大富豪直伝の、「幸せなお金持ちになる生き方」の秘訣とは?

 

 

人生の幸せは、お金とのつき合い方次第

 

皆さんは「老後」が心配ですか?今のうちにお金を貯めておかなくちゃ、と焦っていませんか?

では、焦るかわりに別の見方をしてみましょう。

「雇われる側」でいる限り、給料は会社に決められてしまいます。となると数十年あくせく貯めても、貯められる額には限りがあります。老後に「困らない」程度には貯められても、「豊か」という域には達しないのではないでしょうか。

そこで提案したいのが、「ユダヤ式の稼ぎ方」。自分の才能を、お金にする方法です。

僕は20代のころ、アメリカで1人のユダヤ人大富豪に出会い、この知恵を伝授されました。その経験を小説化した本は大ヒット、さらにその後も130冊以上の本を執筆してきました。

つまり僕は、書く才能を磨き、世の中に役立てて、お金を得たのです。

雇われてお金をもらうのではなく、才能を活かしてお金を生む人生なら、入ってくる額には限りがありません。

「そんな途方もない話、私には縁がない」と思いますか?

決してそんなことはありません。どんな人にも、必ず才能があります。これまで多くの方のビジネスを成功に導いてきた僕が保証します。

もちろん、才能をお金にできるまでには時間がかかります。しかし今、ご主人もしくはあなた自身が固定給を得ている身ならば、それと並行して自分を育てる時間は十分あるはず。

ならば今こそ、可能性を探るチャンスです。お金のみならず、楽しさや充実感も得られる生活――「幸せで豊かな人生」へのチャレンジを、始めてみませんか?

 

ユダヤ式 お金に好かれる5つの秘訣

 

いつからだって遅くはありません。ユダヤ人大富豪から教わった、お金に好かれるための心得をお教えします。

 

【秘訣1】自分を「調子に乗せる」

埋もれた才能を掘り起こすにはまず、「好き」を探すこと。「これをしていると幸せ」なこと、「なぜか気になる」ことを書き出し、それに関わる時間を増やしましょう。すると毎日が楽しくなります。自分を「調子に乗せる」ことでハッピーになる、これが新しい生き方の第一歩です。

 

【秘訣2】今していることを広げる

才能を見つけるために、今いる場所を変える必要はありません。その場所で「別の何か」へのチャレンジを楽しめばいいのです。たとえばスーパーのレジ担当なら、ポップ書きや惣菜づくり、陳列の工夫など、担当外のことを「お手伝い」してみると……意外な特技が見つかるかも⁉

 

【秘訣3】才能をお金にする方法を考える

好きなことが見つかったら、それをお金にする方法を探りましょう。コツは、2つの「好き」を掛け合わせること。たとえば、手芸が好きで、教えるのが好きなら、雑貨づくりの先生という道が考えられますね。好きな分野と、それを伝える方法を考えると、趣味が仕事に変わります。

 

【秘訣4】才能に投資する

お金を貯めて学校などに通い、スキルを本格的に学べば、才能をプロとして活かせます。ただし、資格取得に夢中になるのはNG。資格が目的になると、「良い条件で雇われる」=固定給をコツコツ貯めるスタイルに逆戻り。あくまで「自分が事業をつくる」発想で考えてみましょう。

 

【秘訣5】「飽きない」商いをする

才能を仕事にした後も、同じことを続けるのではなく、新しい商品やサービスなど、新たな仕掛けを常に提供するのが「商い」の秘訣です。これはお客さんも自分も、「飽きない」ために必要なこと。最初の「好き」がずっと続いてこそ、ハッピーなお金が入り、豊かになれるのです。

 

ユダヤ人大富豪から教わった賢くお金を使うヒント

 

「お金をたくさん稼げば豊かになれる」わけではない――。

これも、ユダヤ人大富豪から教わった重要な知恵です。たくさんお金を得ても、たくさん使えば、当然豊かにはなれません。

多くの人はここを誤解して、お金に少し余裕ができたとたん、使い過ぎてしまいます。しかも困ったことに、世の中にはそんな欲望を煽る商品があふれています。

だからこそ誘惑に負けず、冷静かつ合理的にお金を使う習慣をつけましょう。

そのセオリーは、意外にシンプル。「それを買って得られる価値」が、払う額よりも多ければOK、少なければNG。お金持ちは皆、この使い方を心得ています。

では、その価値はどう見極めれば良いのでしょうか。次の3つのポイントをヒントにしましょう。

 

【1】「欲しいもの」は2週間寝かせる

「必要なもの」と違い、「欲しいもの」はなくても生きていけます。何かが欲しいときは「買わないと死ぬ?」と自問を。ほとんどの場合死にはしないので、そこで1週間保留し、それでも欲しければさらに1週間保留。それでも欲しければ買ってOK。2週間待つことを習慣づけましょう。

 

【2】「自分にご褒美」は貧乏のもと

「その買い物で何が得られる?」と考えて、もし答えが「一時的な気分の高揚」だけなら、それは単なる衝動買い。気分が高揚する別の方法をとるべきです。よくある「自分にご褒美」も同様で、お金がないのに景気づけに高額なものを買うのは順番が逆。自分へのご褒美は余裕ができてから買うのが正解です。

 

【3】プレゼント上手になろう

お金持ちは、人を喜ばせることにお金を使います。そして例外なくプレゼント上手。プレゼントの習慣は、人のニーズを読む力とビジネスセンスを磨きます。ささやかなもので良いので、人の幸せのためにお金を使いましょう。それはいつか、あなた自身の幸せとして返ってきます。

 


 

『PHPくらしラク~る』 6月号より

 

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本記事は、PHPくらしラク~る2018年6月号特集「金持ち老後 vs. ビンボー老後」より、一部を抜粋編集したものです。

 

【著者紹介】

本田 健(作家)

神戸市生まれ。経営コンサルティング会社など複数の企業を経営、多くの成功者を育成してきた。『ユダヤ人大富豪の教え』(大和書房)をはじめ数々のベストセラーを執筆。現在、著作は130冊以上、累計発行部数は700万部を突破している。