掃除をしなくちゃいけないけど、なかなかやる気が起こらない。誰でもこんな気持ちになったことがあるのではないでしょうか?

 

特に暑さが厳しくなるこれからの季節は、体を動かすのがおっくうになりがち。料理や洗濯と違い、掃除はやらなくてもすぐ生活に影響が出ないため、サボりたい誘惑に負けそうになるかもしれません。

 

そんなときはぜひ、心の中にある「お掃除スイッチ」を入れてみましょう。気持ちが一気に掃除モードに切り替わって、ラクに掃除を始められます。さあ、一緒に、掃除がしたくてたまらなくなる魔法にかかりましょう!

 

女性

 

<魔法のしかけ1>形から入ってみる

 

【1つでも当てはまる人におすすめ!】

□バッチリメイクをすると、やる気がみなぎってくる

□製品の開発秘話や職人の技術を紹介するドキュメンタリーが好き

□安いものを頻繁に買い換えるより、お気に入りのものを長く使いたい

 

メイクをしたり、勝負服に着替えたりすると気持ちが引き締まる人は、掃除も服装や道具など「形」を整えると、やる気が湧いてきます。

 

●“お掃除モビルスーツ”に着替える

普段着のままだと「汚したくない」という気持ちが働いて、掃除に力が入りません。動きやすくて汚れが気にならない服装、名づけて“お掃除モビルスーツ”に着替えることで、気持ちがシャキッとし、戦闘態勢に入ることができます。

・エアコンを掃除したり、強めの洗剤を使うときはマスクを。

・汗垂れを防ぐため、首にはタオルを。保冷剤を入れたネッククーラーも快適。

・速乾性があって動きやすい素材のTシャツやショートパンツなど。

・熱中症を防ぐため、水分補給用の水筒も準備すると安心。

 

●掃除道具はお気に入りのものを使う

モチベーションを上げるためには、使い心地がよく愛着の持てる掃除道具を使うことが大切です。口コミで調べたり好きなメーカーで探したりして、お気に入りの一品を見つけてみましょう。また、掃除道具が開発された経緯を調べてみると「試行錯誤の末に生まれた素晴らしい製品を使っているんだ」という実感が湧いてきて、掃除が楽しくなります。

 

<魔法のしかけ2>ごほうびをイメージする

 

【1つでも当てはまる人におすすめ!】

□メリットがないことはなるべくしたくない

□休日に楽しい計画が控えていると、仕事や家事を頑張ることができる

□占いやスピリチュアルなものが好き

 

掃除をすると、次のようなうれしい「ごほうび」があります。それをイメージしてお掃除のモチベーションにしてみましょう。

 

●ごほうび 1:素敵な空間で生活できる

掃除の前に、きれいになった空間でくつろぐ自分を具体的に想像してみましょう。例えば、ピカピカの窓から景色を眺める、シャワーを浴びてすっきり片づいた部屋で麦茶を飲む、いい香りのトイレを使う……考えただけで掃除魂に火がつきませんか?

 

●ごほうび 2:願いが叶うかも?

掃除には不思議なパワーがあります。願掛けをするつもりで掃除に取り組むと俄然やる気がアップ。例えば私は、ていねいに窓掃除をした日、大ファンであるプロ野球チームが快勝したことがありました。それ以来、ここぞという日は勝利を願って窓をピカピカに磨いています。同じ感覚で金運アップのためにトイレ掃除をするのもいいですね。

 

●ごほうび 3:気持ちがすっきりする

何かに行き詰まったときやモヤモヤした気分を吹き飛ばしたいときこそ、掃除がオススメ。無心になって単純作業を繰り返すことで心のモヤモヤが晴れますし、部屋がきれいになって能率が上がり、問題の解決策がひらめくことも。さらに掃除をやり遂げたことで自分に自信もつきます!

 

<魔法のしかけ3>考えずに動ける仕組みをつくる

 

【1つでも当てはまる人におすすめ!】

□早寝早起きなど規則正しい生活を心がけている

□仕事やイベントはきちんと計画を立ててから行なう

□ルーティンワークが好きな方だ

 

スケジュール通りに作業をこなすのが得意な人は、掃除のタイミングを明確に定めることで掃除モードに入りやすくなります。

 

●掃除するスパンを決める

掃除する頻度が低い場所は、掃除のスパンを決めてしまうとタイミングに悩むことがなくなりますし、「今日はここを掃除する日!」と自然にやる気が湧いてきます。お風呂は月曜日、エアコンは第4金曜日、換気扇は大晦日というように週・月・年単位などで計画を立ててみましょう。

スマートフォンアプリのリマインダー機能を利用すれば、掃除する日に通知してくれるので便利です。

 

●「ついで掃除」を習慣化

汚れをためるとあとあと面倒な場所は、日ごろの家事とセットにして「ついで掃除」すれば、身構えることなく一連の流れで掃除することができます。例えば、コンロまわりは炒め物をした後油汚れが定着しないうちに拭き、台所のシンクは食器洗いの後、食器用洗剤とスポンジで洗い流します。洗面台の鏡も顔を洗った後、さっと磨いておきます。

 

<魔法のしかけ4>とにかく動き出す

 

【1つでも当てはまる人におすすめ!】

□飲み会や同窓会は、最初は 面倒に感じるが行ってみたら意外と楽しめる

□押し入れの奥にしまい込んでめったに取り出さないものがたくさんある

□ウォーキングやランニングなど体を動かすことが好き

 

掃除は始めるまでは面倒でも体をうごかしているうちに、気持ちが乗ってくるものです。やる気が湧いてくる掃除のコツをご紹介します。

 

●さっと掃除できる道具を使う

フローリングモップは掃除機に比べ軽くて扱いやすいので、さっと掃除をしたいときにもってこい。取れたゴミの量が目で確認できるため満足感もあります。また、ハンディモップで机や家具の上を軽く拭くだけでもさっぱりした気分になり、次の作業がやりたくなってきます。

掃除道具はワンステップで取り出せる場所に収納を。半透明のケースに入れて、棚の上に並べておくと、扉の中にしまうよりも清潔で、見た目もおしゃれです。

 


 

『PHPくらしラク~る』 8月号より

 

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本記事は、PHPくらしラク~る2018年8月号特集「「疲れない」掃除」より、一部を抜粋編集したものです。

 

【著者紹介】

おそうじぺこ

主婦歴20年。毎日の掃除を楽しむ工夫や汚れを落とすための研究を公開したブログ「暮らしを楽しむお掃除エッセンス」が人気を集める。現在は雑誌やwebメディアでも情報を発信中。著書に『お掃除やる気スイッチ』(三才ブックス)などがある。