いつも「ひとり」でいるのなら、思い切って「みんな」の輪の中に入ってみませんか。人との交流の中でしか得られない「いいこと」があります。

 

女性

 

人との交流でしか得られないものがある

 

極端に人とかかわらない人がいる一方で、人と一緒にいる時間が長すぎて疲れてしまう人がいます。「ひとり」か「みんな」かに偏っているとすれば、それは人との境界線に課題があるからかもしれません。境界線とは、わたしとあなたを分ける、目に見えないボーダーラインです。 

あなたがもし、「みんな」と一緒にいるのが苦手で、いつも「ひとり」でいる人なら、勇気を出して人の輪の中に飛び込んでみましょう。人と交流する時間もいいものです。たまにはみんなと過ごしてみませんか。

「みんな」と一緒にいると以下の4つのような「いいこと」があります。

 

1.新しい価値観に触れることができる

 

何を「普通」と思うかは、育った環境や経験、起こった出来事をどう解釈したかによって決まっていくものです。だから、あなたの「普通」と他の人の「普通」は同じとは限りません。

いろんな人の「普通」に触れることにより、今まで知らなかった新しい考え方や価値観を知り、刺激を得ることができます。人生の幅が広がっていくでしょう。

 

2.チャンスや幸運を得る機会が増える

 

運は人が運んでくるものです。目の前に座った人の何気ない一言に気づきを得たり、キーマンを紹介されたり、ひとりでは得られなかったチャンスを得ることができます。 また、あなたの一言で頑張れた、救われたという人も出てくるでしょう。そういった人からの「ありがとう」は、孤独を払拭し、あなたに新しい居場所をもたらします。

 

3.共感してもらえることができる

 

「友情は喜びを二倍にし、悲しみを半分にしてくれる」と言いますが、鬱々とした出来事を誰かに話すだけでスッキリすることがあります。応援してくれる人がいるだけで、もうひと踏ん張りできるときがあります。

「わかる!」といった誰かの共感は、あなたの力にもなるでしょうし、「私だけじゃないんだ!」と思えるパワーは不安を吹き飛ばします。

 

4.人間関係のトレーニングができる

 

主張することは大切なことです。自分の意思表示をしっかりすることで、初めて人との関係性が構築されます。もちろん、相手の主張を受け入れることも大切です。人とかかわっていくことで、そういった境界線と折り合いをつけていくトレーニングができます。

人間関係にも練習が必要なのです。失敗してしまうときもあるでしょうが、練習するほど上手になります。

 


 

『PHPスペシャル』 10月号より

 

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本記事は、PHPスペシャル2018年10月号特集【「ひとり」の習慣が幸せを呼ぶ】より、一部を抜粋編集したものです。

 

【著者紹介】

城ノ石ゆかり(じょうのせき・ゆかり)

1968年、熊本県生まれ。株式会社ngoro-ngoro代表取締役社長。20歳のころ自分を見失い放浪の旅へ。マザー・テレサとの出会いを契機に心理学を学び始める。著書に『未処理の感情に気付けば、問題の8割は解決する』『マンガでわかる 仕事もプライベートもうまくいく 感情のしくみ』(監修、マンガ:今谷鉄柱、ともに実業之日本社)がある。