周りからの見えない「圧力」が気になってひとりになれないなんて、もったいない。「ひとりの時間」には心を解放する豊かさがあります。

 

女性

 

思い切って「ひとり」になってみよう

 

「ひとり」も「みんな」も楽しめるうえで、そのときの気分でどちらかを選択できる力をつけることは、あなたの人生にとって大切です。人は人とかかわらずして生きていけないのですから。そこには、あなたをさらに成熟させるヒントが詰まっています。

あなたは、いつも誰かと一緒にいないと不安になる人ですか? 本当はひとりになりたいのに、無理をして人と一緒にいるのなら、みんなでいる時間を減らしてみるといいでしょう。

ひとりで静かに過ごす孤独な時間もいいものです。たまにはひとりで過ごしてみましょう。ひとりでいると、以下の4つのような「いいこと」があります。

 

1.自分らしく過ごすことができる

 

孤独なとき、「自分は選ばれなかったからダメだ」と思い込んでいませんか?

私たちは誰しも孤独なのです。だからこそ、孤独を排除するのではなく、孤独との上手なつきあい方を練習する必要があります。

ひとりになると、あなたの特性が発揮できます。他者の価値観に従う必要もないし、誰かと比べてつい頑張りすぎることもありません。自分らしく過ごすことができるのです。

 

2.自分を育てる自由な時間ができる

 

ひとりの時間は、あなたのためだけの時間です。用事を頼まれることもなければ、共感を意識しなければならない会話も、責任を負い過ぎる必要もありません。今までとは比べものにならないほど自由な時間が増えるでしょう。

最初は慣れないために時間を持て余すかもしれませんが、少しずつ自分の人生のために活用できるようになっていくでしょう。

 

3.自分を深く理解できる

 

ひとりになると、「何をするか」も、また「何もしないこと」も、すべて自分で決めることができます。自分だけで選択することで、「私って意外とこういうことが好きだったんだ」とか、逆に「楽しいと思い込んでいたけど、苦手だったんだなぁ」など、自分の感情に気づきやすくなります。

意外な、しかし本来の自分はこれだ! という新しい自分を発見するでしょう。

 

4.気軽にチャレンジできるようになる

 

「できなかったら恥ずかしい......」と周りの目を気にしすぎて尻込みすることは誰にでもあります。しかし、ひとりだと気軽にトライすることができます。

だって、たとえできなかったとしても、あなたの失敗を知っているのはあなただけ。他の誰にも知られないなら、「やってみよう!」と気軽にチャレンジできるものがあり、やってみたら意外とできた! となることがあります。

 

 


 

『PHPスペシャル』 10月号より

 

SPcover1810.jpg

 

本記事は、PHPスペシャル2018年10月号特集【「ひとり」の習慣が幸せを呼ぶ】より、一部を抜粋編集したものです。

 

【著者紹介】

城ノ石ゆかり(じょうのせき・ゆかり)

1968年、熊本県生まれ。株式会社ngoro-ngoro代表取締役社長。20歳のころ自分を見失い放浪の旅へ。マザー・テレサとの出会いを契機に心理学を学び始める。著書に『未処理の感情に気付けば、問題の8割は解決する』『マンガでわかる 仕事もプライベートもうまくいく 感情のしくみ』(監修、マンガ:今谷鉄柱、ともに実業之日本社)がある。