幸せになるモノの持ち方と、そうでないキケンなモノの持ち方の見分け方を教えましょう。

 

トランク

 

"いい買い物"をすると、いい運を引き寄せられる!

 

私はFPとして数多くの人のお金の相談に乗ってきました。その中で、自分が本当に好きなモノにお金を使える人はいい運気を引き寄せますが、反対に見栄や体裁ばかりを気にしてお金を使う人は、幸せになれないということに気がつきました。

日頃から自分が心の底から欲しいモノだけを買うようにしていると、自分が幸せになるためのアンテナが研ぎ澄まされ、無駄なモノは欲しくなくなります。するとお金も貯まり、人生がより豊かになっていくのです。

モノの選び方や、お金の使い方をちょっと見直すだけで、あなたも幸運体質になれますよ!

 

こんな買い物、ちょっと待った!

 

キケン1:人と比較する

同じ高級バッグを買う場合でも「デザインが好き」「どこの店舗でも修理してもらえる」など自分が満足する理由があればいいのですが、「みんなが持っているから」「あの人よりも高いモノを」など、人の目を気にして選ぶのでは、心は満たされません。

 

キケン2:コンプレックスでモノを買う

自分が今、不幸である前提で「この服を買えば幸せになれるから」などとモノを選んでいると、次は靴、バッグ、家、車......と際限なく物欲が増していくことに。自分が不幸だと思うことと同じ数だけ幸せはあるもの。そこに気づきましょう。

 

キケン3:安いから買う

安さを追求することだけを考えてモノを選ぶと、自分が何に幸せを感じるのかがわからなくなってしまいます。たとえばパン屋に行って、自分が食べたいパンではなく「安いパン」ばかりを探すような、安いから買うという考え方はキケンです!

 

キケン4:言い訳しながら持っている

さほど必要性はないのに「家族が喜ぶかも」「自分へのごほうび」などと言い訳をしながら買ったり、もういらないモノを「いつか使うかもしれないから」ととっておいたりすることを繰り返していると、本当に必要なモノを見極める感覚が鈍ります。

 

キケン5:店員の押しに弱い

自分のための買い物なのだから、店員さんの顔色をうかがって無理に買う必要はありません。買わなくても「たくさん見せていただいてありがとうございました。一回りしてきますね」と言えば、決して悪い印象はもたれませんよ。

 

FP山口先生がおすすめ 「お金をかけたいモノ・こと」リスト

 

お金は、生活の満足度が高くなるモノにかけるようにしましょう。

 

・旅の経験

旅先で普段はしないことに挑戦すると、自分の新しい可能性を発見できます。遠出しなくても、おいしいコーヒーを飲みに出かけるだけでも、日常と違う発見があり新鮮な気分に。

 

・資格・勉強

資格を取ったり趣味の勉強をすることは自分のスキルアップにもなりますし、生活にハリがでます。私も、52歳で「宅建」を取得。不動産オーナーを夢見て、ワクワクしながら勉強できました。

 

・調味料

調味料は高価なほうを選んでも差額は数百円程度。メインの食材は安くてもほんの少しかけるだけで、とても美味しくなります。それでいて半年くらいもつので、お金をかける価値ありです。

 

・タオル

毎日使うタオルはお店の名入りやいただき物より、お気に入りを選ぶと、使うたびに幸せな気分が味わえます。私がIKEAで購入した大判の青いタオルは、400円でおしゃれな生活を演出してくれています。

 

・本

私は自分の知識を増やして、人に伝えることに幸せを感じるので、本代はケチりません。自分でじっくりと読んだ後は、子どもや甥や姪にも読ませてしっかり役立てています。

 

幸せになる買い物ルール4

 

買った瞬間だけでなく、ずっと幸せが続く買い物をしましょう。

 

1.優先順位をつける

欲しいという感覚だけで「本当に買っていいのかな?」と迷いながら買うと、結果的に予算をオーバーしたり、後悔したりすることもあります。欲しいモノがたくさんある中でも、今必要なモノは何なのかを考えて、順位をつけてみましょう。あらかじめ予算内で買えるモノをリストアップしておくと、本当に必要なモノを、ストレスなく買うことができるのでおすすめです。

 

2.いいものを知っておく

普段からいろいろなモノを見て、自分は何が好きなのかを知っておきましょう。高いか安いかではなく「自分が心の底から好きだと感じるモノ」が、自分にとってのいいものです。職人さんが作ったとか、友達と一緒に買ったなどストーリーのある買い物は、満足度がいつまでも続きやすいですよ。私は友達とお揃いで買った指輪がお気に入り。見るたび買い物の思い出がよみがえり、幸せになれます。

 

3.人のために使う

寄付やプレゼントなど、お金を人のために使うのもおすすめです。昨年は、自然災害が多い年でしたので、私は、被災地に寄付をしたり、必要な物を聞いて支援物資を送りました。誰かの役に立ったお金は、巡りめぐっていつか自分に帰ってきます。お祝いのプレゼントも、心から「おめでとう」と言うことで、次は自分に幸せや成功がやってきて、お祝いされる番が回ってきます。

 

4.失敗しても罪悪感を持たない

人間ですから、ときには買い物に失敗して後悔することもあって当たり前。私も最近トイレ掃除のグッズを買いましたが、使いにくくて失敗でした。そんなときは罪悪感を持つのではなく「自分には合わなかった、と学ぶための貴重な経験を買った」と思うことにしています。何事も、悪かった部分ばかり見るのではなく、そこから得られたよかったことを見るようにすれば、幸せになれますよ。

 

 

『PHPくらしラク~る』 2月号より

 

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本記事は、PHPくらしラク~る2019年2月号特集「金運は「顔」に出る!」より、一部を抜粋編集したものです。

【著者紹介】

山口京子

(ファイナンシャルプランナー)

世帯年収200万円台で貯金を始め、都内庭付一戸建てを購入。お金好きが高じてFPに。『お金に泣かされないための100の法則』(主婦と生活社)など著書多数。