気持ちを切り替えるのが上手な人は、心を穏やかに保つ方法をよく知っています。

 

女性

 

「黒い感情」にフタをしない

 

自然にわき起こるネガティブな感情を無理に抑えることはありません。モヤモヤした黒い感情がやってきたら、客観的に自分を見つめるチャンスが来た! と喜びましょう。

たとえば、誰かと何かを比較し、嫉妬の感情が芽生えたら、逆に「『自分の欲しいもの』がわかってラッキー」と切り替えます。そして、嫉妬のおかげでクリアになった、「欲しいもの」を手にするにはどうするか? というところに視点を変えると、前向きなエネルギーが生まれます。

 

人生のハンドルは自分が握っている

 

「あの人が悪い」「こんな時代のせいだ」などと、不満を自分以外のせいにしたくなることもあります。でも、受け身の精神では自分の人生なのに他人事のようになってしまいます。

そこで、自分を主役にして「私は何をするのか?」に視点を変えてみましょう。車のハンドルを自分で握るイメージです。気持ちがグンと上向きます。交差点をまっすぐ進むのか、左右のどちらに曲がるのか、自分で決めていきましょう。行き止まりになったら引き返し、別の道を選べばいい。そう思うと気が楽になりますし、ワクワクします。

 

プライドが傷つくことを恐れない

 

プライドを持つことは大切なことです。しかし、プライドを守ってばかりではいけません。何かミスをしても非を認めず、謝れない。自信があるあまり完璧さを追求しすぎる。周りに「助けて」とSOSが言えずに、仕事を一人で抱え込む。それは、プライドが傷つくのが怖いからです。

自分ができないことは素直に認め、誰かの力を借りる勇気を出しましょう。身にまとっているプライドという重たい鎧を一枚脱いだら、心も体も軽くなります。

 

自分が楽しくなる予定を入れる

 

日々の生活の中には、やりたくないこと・嫌なことも含まれ、そこから逃げるわけにはいかないのが現実です。

だけど「楽しいことが待っている」と思うと、それらも突破できるパワーが生まれます。「ランチタイムに一人になってお気に入りのカフェでゆっくりしよう」とか、「この仕事が終われば、海外旅行が待っている」「久々に実家に帰って懐かしい友達と会う約束がある」など、自分が楽しくなる予定を戦略的に入れるのも気分転換のコツです。

 


 

PHPスペシャル』3月号より

 

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本記事は、PHPスペシャル2019年3月号特集「気持ちをすっきり! 切り替える」より、一部を抜粋編集したものです。

 

【著者紹介】

関下昌代(せきした・まさよ)

熊本県生まれ。キャリアカウンセラー。亜細亜大学非常勤講師。銀行、テレビ局の受付、県庁の秘書課業務などを経て、外資系銀行の管理部門に勤務。『伸びる女と伸び悩む女の習慣』(明日香出版社)など著書多数。