今年の春は、平成から新元号(年号)への改元があり、 新しい時代が始まります。 ここでよいスタートを切るには、"春片づけ"がおすすめ。 平成最後の春片づけで、人生を好転させましょう。

 

荷物

 

春片付けがオススメの理由1

 春の陽気でやる気スイッチ・オン!

 

寒風が吹く冬に窓を開けても「さぁ、片づけよう!」という気持ちにはなかなかなれないものです。近年はとくに猛暑が続く夏も、やる気が出にくいのが実情。

私は、年末の大掃除の負担を軽くする“秋片づけ(10/1~11/31)”を推奨していますが、じつは、“春片づけ”もおすすめ。

徐々に日差しが強まり、気温も上がる春は、草木が芽を出し、生き物が活発に動き始める季節です。動きやすく、片づけ意欲も上がりやすいこの季節なら、前向きに片づけに取り組むことができるのです。

 

・気候に便乗してテンションを 上げよう!

季節に影響された“テンション”(外的要因)は、一時的なもの。片づけを本気で続けるには、目的意識をしっかり持ちましょう

 

春片付けがオススメの理由2

 輝かしい未来に向けて目的意識を持ちやすい

 

年度が切り替わる春は、入学や進級、異動や昇進、それに伴う引っ越しなど環境が変わる人も少なくありません。

こうした節目は、じつは“片づけモチベーション”に火がつきやすいときです。たとえば、ずっとやりたかった趣味のための空間づくりなら、ハッピーな未来に向けて意欲的に片づけられるでしょう。長期的に片づけを継続するには、目的意識を持つことが大切です。これからどんなふうに暮らしていきたいか思いをめぐらせ、新年度の目標を立ててみてください。

 

・なぜ片づけるのか、自分に問いかけよう!

イヤイヤ片づけても人生は開けません。目的意識を持った春片づけで、進むべき道をよりクリアにさせましょう。

 

春片付けがオススメの理由3

 よいスタートを切るための準備ができる

 

各種通知書や子ども関連のプリントなど、「要提出」でも「要保管」でもない書類はついついたまってしまいがちです。この状態で新年度を迎えると、書類は増える一方。収拾がつかず、大事な書類を見落としかねません。

仕事でも家事でも、デキる人は片づけると同時に、次のスタートを見越して準備をしているもの。年度切り替えのタイミングで、不要になったものに“かたをつけて”、しっかり終わらせましょう。それが、4月からの足取りを軽くして、本来の力を発揮することにつながります。

 

・かたをつけて、スタートダッシュに備えよう!

次の学年、次の職場など、先に進むための片づけをしておくことで、余裕が生まれます。新年度に向けて環境を整えましょう。

 

春片付けがオススメの理由4

 習慣化の“型づけ”で新しい時間が生まれる

 

多くの人は散らかった部屋を元に戻す“後片づけ”、いわゆるリセット家事で手一杯です。でもそれでは「再び散らかる → 片づける」のループから抜け出せません。

春片づけでは、なぜ散らかるのか、どうしたら片づいた状態を維持できるか考えてみてください。

散らからないルールやしくみをつくる「型づけ」(習慣化のかたづけ)ができると、後片づけから“前片づけ”に進化します。意識しなくてもモノが片づくため、無駄な時間が省かれて新しい時間が生まれたり、片づけに対する義務感が消えたりするでしょう。

 

・リセット家事から、クリエイト家事へ!

「片づけは、新しい時間を生み出すための投資」。生まれた時間をやりたいことに充て、生活をもっと豊かにしていきましょう。

 

春片付けがオススメの理由5

 “生き方づけ”で理想のライフスタイルに近づく

 

片づけには大きく3段階あります。第1段階はモノを厳選して適切な所に置く「片づけ」。第2段階は片づいた状態を保つしくみをつくる「型づけ」(習慣化)です。

第3段階が「(生き)方づけ」。第1、第2段階を経て気づいた、片づかなかった原因や自分のこだわりを見定め、ライフスタイルを見直すことです。

たとえば、「人目を気にする」というこだわりに気づいて、それを手放せると、周囲に合わせて揃えたファッションは不要になります。本当に好きな服だけを集めた収納に変わり、理想の自分に近づくのです。

 

・古くなったこだわりを手放そう!

こうなりたい! という目標に向かって、「片づけ→型づけ→方づけ→片づけ→……」のサイクルを繰り返し、人生を変えていきましょう。

 


 

『PHPくらしラク~る』 4月号より

 

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本記事は、PHPくらしラク~る2019年4月号特集「運気が上がる家に! 春の“お清め”片づけ」より、一部を抜粋編集したものです。

 

【著者紹介】

小松 易(こまつ・やすし)

日本初の「かたづけ士」。かたづけを通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」代表。これまで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行なっている。『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)など著書多数。