4人家族51平米でも、すっきりをかなえるヒケツを公開!

 

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毎日の暮らしが格段にラクになる、ベストマッチな収納

 

現在、わが家は4人家族で51平米と、平均よりもだいぶ狭い家に住んでいます。

それでも比較的すっきりと暮らしている理由のひとつが、収納を工夫していることです。

世の中にはさまざまな収納テクニックがありますが、どの方法もすべてのものにマッチするわけではありません。

たとえばひんぱんに使う食器や洗面用具などを、扉つきの棚にしまうと出す手間がかかり、しまうのも面倒で散らかるもとに。また、さまざまな種類のある文具や書類を仕切りのない箱に入れると、目当てのものが見つけにくくなります。

こうしたしまい方は生活のストレスを生む、ミスマッチな収納だといえるでしょう。

収納は、ものの形状やサイズ、使用頻度、使う場所などに合わせて決めることが大切です。

こうした条件をふまえつつ、使いたいものがすぐ見つかり、スムーズに取り出しやすい収納をこころがければ、散らかりや探し物によるストレスはなくなります。またものをしまうこともしやすくなるので、片づけがラクになり、自然と部屋がすっきりしてくるメリットも。

もの別に、毎日の暮らしが格段にラクになる、ベストマッチな収納をご紹介します。

 

わかりやすい収納でもう探さない!

 

ものの"見える化"を行なえば、欲しいものがすぐ見つかります。

 

・文具 ×仕切りボックス

ボールペンや消しゴム、定規など形状がさまざまな文具を引き出しに入れると、使うものが見つけにくくなります。一方、仕切りがついたボックスは、文具のジャンル別にざっくり分類しておくだけで、欲しいものがひと目でわかり、出し入れも簡単。全体が把握しやすく、ものが増えすぎるのを防ぐメリットも。

 

書類×クリアファイル

ほうっておくとどんどん増え、何の書類なのか、必要か不要かすらもわからなくなってしまう書類。きちんと分類することが収納のポイントです。学校、保育園、私用などジャンル別にクリアファイルに入れ、インデックスをつけてファイルボックスに立てておくのがおすすめ。新しいものを入れるときに不要となったものを処分しましょう。

 

資源ゴミ×エコバッグ

リサイクルしたいペットボトルやプラスチックトレーなどは、燃えるゴミほどすぐに増えないこともあり、ゴミ箱に入れてしまうと、入っていることをうっかり忘れてためこんでしまいがち。キッチンなどの目立つ場所にエコバッグをかけてポンと放り込んでおき、ある程度たまったら回収に出せば、その都度すっきり!

 

外出グッズ×フック、トレイ

鍵やパスケースなど、外出時に必要なものは忘れないよう玄関にしまうのがベスト。ただし、引き出しや棚など中身が見えない場所にしまうと、持って行くのを忘れたり、出し入れに手間がかかったりして、急いでいるときはとくにストレスに。そこでフックやトレイを利用すれば、ものが一目瞭然になります。宅配便の受け取りに必要なハンコも、トレイに置いておけばさっと取れます。

 

出し入れしやすい収納でもう散らかさない!

 

使いやすさを意識すれば、もっとラクに片づけられます。

 

・家族共有のもの×ラベリング

ラベリングをするのは細かい作業で、時間がかかります。自分でものの位置を把握できていれば、基本的には不要でしょう。ただし家族と共有するものにはラベリングをおすすめします。引き出しやカゴに中身を明記して貼っておくことで、家族からもののありかを聞かれたり、使ったものを間違った場所にしまわれてしまうことを防げます。

 

借りた本×トートバッグ

図書館から借りた本を本棚に入れておくうちに、手持ちの本にまぎれてしまい、探すのが困難になります。トートバッグを持って借りに行き、本を入れて持ち帰ったら、部屋にそのまま置きましょう。読むときはバッグから出して、読み終わったらバッグに戻すようにすることで、手持ちの本とまぎれることがなくなります。返すときもバッグごと持っていけばいいのでとても便利です。

 

調理器具×ファイルボックス

フライパンや鍋蓋などの平たい調理器具は、つい積み重ねがちですが、使いたいものが見つけにくく、下のほうにあるものは取り出すのがおっくうに。シンク下収納などにファイルボックスを置き、調理器具を一つひとつ立てるしまい方がおすすめです。こうすれば使いたいものがすぐに見つかり、出し入れもラクになるので、調理時のストレスを大幅に軽減することができます。

 

下着&肌着×カゴに放り込み

洗濯物をたたむ際、ショーツや靴下など細かいものをたたむことにストレスを感じている人も多いのでは。これらのアイテムは、しわなどを気にする必要もありませんので、たたみ方は手抜きでもオッケー。カゴや引き出しに、2つ折り程度で放り込めばいいのです。上からすべてのものが見渡せるよう、重ならないように入れ、数を増やしすぎないようにすることがポイントです。

 

子どものおもちゃ×箱に放り込み

大きさや形状が不揃いなおもちゃは、細かくジャンル分けすると、子どもが適当に戻してしまい、余計に散らかる原因に。あらかじめ大きな箱にざっくりと入れておけば、遊び終わった後に子ども自身がポイポイ入れるだけで簡単に片づきます。私は大きめの引き出しを利用。普段は押し入れに入れ、遊ぶおもちゃは引き出し1段まるごと出して、遊び終わったらそこに放り込むだけでオッケー!

 

毎日使う道具×出しっぱなし

毎日使う、茶碗やコップなどの食器や、木べら、しゃもじなどの調理道具。棚や引き出しにしまいこむと、忙しい食事の準備中に開け閉めの手間がかかり、小さなストレスが積み重なってしまいます。トレイやスタンドに納め、思い切って出しっぱなしにしましょう。使いたいものがすぐに見つかり、スムーズに取り出せるので、準備もグンとスピーディーに。片づけもワンアクションで済みます。

 


 

『PHPくらしラク~る』 9月号より

 

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本記事は、PHPくらしラク~る2019年9月号特集「しない」収納より、一部を抜粋編集したものです。

 

【著者紹介】

野中真規子(のなか・まきこ)

かたづけ家、整理収納アドバイザー。無駄なモノを手放し、必要なものを活かす暮らしを実践中。2018年に電子書籍『片付けられない、という「思い込み」をなくして、今すぐ片付けるための本』(ハウスキーピング協会)をリリース。