人の目を気にするあまり、心が疲れていませんか?  考えすぎの悪循環から抜け出すヒントをご紹介します。


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ヒント1:自分の好きなことをして気分転換をする

考えすぎて頭の中が悩みでいっぱいになっているときは、自分の好きなことをして気分転換をしましょう。私の場合は、ヨガをして軽く汗をかいたり、近所を散歩して草木に触れたりしています。体を動かすことで、思考より感覚が優位になります。

反対に、悩んでいるときにやらないほうがいいのは、ネット検索です。不安なときにネット検索をすると、出てきた情報を見てまた不安や疑問を抱き、解消するためにさらに検索する......というエンドレスループにハマりがち。一旦悩みから離れることをおすすめします。

ヒント2:自分にプレッシャーをかけすぎない

自分らしさがいちばん表に出るのは、自然体でリラックスしているときです。私のように「ちゃんとしなくちゃ」「しっかりした人に見られるようにがんばらないと」と思いすぎてしまうと、空回りして、本来ならできることもできなくなってしまいます。

それよりも、「ゆる〜く楽しもう」「ダメだったら、そのとき考えればいいや」と、発想を変えてみると、不思議と肩の力が抜けます。リラックスすると、結果的に良いパフォーマンスが発揮できることが多いのです。

ヒント3:考えすぎてしまう理由を見つける

気になる人のことを、ずっと考え続けてしまうことってありますよね。なぜそんなにも気になってしまうのか、理由を考えてみましょう。

私のように「自分の嫌な部分を、相手の中に見出していた」かもしれませんし、その人が仲間内でリーダー的な存在だから、嫌われて孤立したくないのかもしれません。競争心が刺激されて張り合いたくなっているのかも......。

自分がこだわってしまう理由が見つかれば、それだけで心が安定し、安心感が生まれます。




「PHPスペシャル」9月号より


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本記事は、「PHPスペシャル」2020年9月号特集【考えすぎない練習】より、一部を抜粋編集したものです。


【著者紹介】
高見 綾(たかみあや)
心理カウンセラー。大学卒業後、民間企業の経理・財務業務に従事したのち、自身の悩みを解決するためにカウンセリング・心理学にかかわるようになる。著書に『ゆずらない力』がある。