なんだか最近楽しくないなと思ったら、気分が上がる「言葉」を唱えてみましょう。


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おまじない1:「自分は大切な存在なんだ!」

自分より幸せな人や優秀な人を見るたび、「私ってダメだな」と落ち込みやすい人は、常に他人と比較してしまうクセがあります。自分が劣っていることだけに意識が向くため、いつまでも自分に自信が持てません。本来、人は、「それぞれの人生を歩んでいるだけ」であって、誰かと比較すること自体が無意味なのです。

幸せになるためには、他人との比較ではなく、「今の自分」と「理想の自分」を比べて、自らの人生をよりよくしていくことだけに意識を向けましょう。自分を卑下して価値を下げるのではなく、まずは"自分自身を満足させる"ことを始めていきましょう。

小さなことでもいいので、毎日一つ以上、自分のいいところを見つけてねぎらいの言葉かけをしてみてください。「早起きできてエライ」など、何でもOKです。自分を大切に扱うことで、幸福感が満たされていくはずです。

おまじない2:「自分の『今』を大切にする」

誰かに対して「許せない」と思う気持ちや、過去の行ないに対する後悔、トラウマに悩まされ続けると、憎しみや悲しみが常に心を支配してしまいます。嫌な出来事を何度も脳内で繰り返し思い出すことで、マイナスの感情をより一層深めるだけでなく、相手に振り回されることに。結果として、自分を深く傷つけてしまいます。

この状況は、かなりの悪循環なので、今すぐにそれらの感情を手放すことをおすすめします。
人の脳は、一度に一つのことしか考えられない仕組みになっていると言われています。それならば、嫌な出来事を思い出す時間を、楽しいことを考える時間に変える努力をしてみましょう。ふと嫌なことを思い出したときに、意識して大好きな人やスイーツ、楽しかった思い出などに変換するのです。それを続けていくことで、自分の心の負担を楽にできるでしょう。

おまじない3:「どうにかなるもんだ!」

失敗したらどうしよう......などと、何をするにも、まず初めにネガティブなことを考えてしまう思考のタイプです。そもそも、ネガティブな思考自体は、危機的な状況を回避するのに必要なものなので、決して悪いわけではありません。しかし、極端なネガティブ思考では、常に頭の中が悪い考えに占領されてしまいます。

そう思ってしまうときは、「失敗したらどうしよう......でも、なんとかクリアできるさ!」と、プラスの思考で終わらせるように心がけましょう。

「自己充足的予言」と言って、人は思い込むことで、それに見合う行動をとり、結果として思い込みが現実になるという現象があります。ポジティブな気持ちでいることで、良いことをキャッチしやすくなるため、良い一日を過ごすことができるのです。幸せや安心は自分自身で作り出していくことができることを知っておきましょう。




「PHPスペシャル」10月号より


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本記事は、「PHPスペシャル」2020年10月号特集【毎日が楽しい人のちょっとした習慣】より、一部を抜粋編集したものです。


【著者紹介】
長谷川ミナ(はせがわみな)
1988年、東京都生まれ。約10年のOL生活を経て、行動心理士に。雑誌『with』公式サイトの「OLセラピー」連載など多方面で活動中。祖母譲りの強い直観でわかるオーラに加え、行動から他人の心理を読み取り、悩みやモヤモヤをひも解く。ブログ「行動心理士*長谷川ミナの『毎日セラピー』」。