たとえ短くても、ひとりの時間が充実したものになれば、心は満たされます。


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(1)先延ばしにしていたことを消化する

日々こなす家事ではないけれど、「そろそろやらねば」と心にひっかかっている用事はけっこうあります。これを書き出してリスト化してみましょう。不要な銀行口座の解約、携帯電話の乗り換え、粗大ごみの申し込み、家電の修理、写真の整理など。一つひとつクリアしていくと気分スッキリ。暮らしが快適になり、家計もスリムに。

(2)曜日を決めてピカピカ大作戦

家にいる時間が長いと、今まで目につかなかった汚れや不快が目につきます。とはいえ、毎日の家事以上の片付けや掃除をするのは腰が重い。そこで、曜日ごとにエリアを決めて実行します。水曜日は水まわり、火曜日はコンロまわり、木曜日は外エリアなど、曜日と掃除場所をリンクさせると動機付けになります。

(3)お気に入りのベンチを探してみる

最近は、複合施設などにベンチがあるフリースペースをよく見かけます。ショッピングモールやオフィスビルのロビー階、ビル裏のガーデンエリアなどにも、すてきなベンチが潜んでいるかも。もちろん公園のベンチや川べりも狙い目です。音楽を聴いたり、本を読んだり、ときには仕事も。意外とはかどるかもしれませんよ。

(4)曲がったことのない角を曲がってみる

「近所は知り尽くした」と思っている人も多いでしょうが、自分の行動は無意識にパターン化されているので、あえて違うことをやってみるのも有効。知っている道でも、曲がったことがないというところで曲がってみると、庭がきれいなお宅を発見したり、レトロで素敵なアパートに遭遇したり、ささやかな発見があるはずです。

(5)行きたいところへバーチャルトラベル

旅行は難しくても、インターネットを利用して部屋にいながら旅をするのも大いに気分転換になります。気になっていた国や場所を決め、観光情報を集めるところからスタート。集めた情報に導かれるままにネット上でどんどんトラベルしていくのです。「いつか実際に訪れよう!」と、行きたい場所が増えていくのも楽しみです。

(6)部屋での装いを充実させる

部屋着は着古したものや外には着ていけないものを着る、と思いがちですが、来る日も来る日もそんな部屋着で過ごしていると気分が上がらず、日々がさえないものになりそう。部屋着こそ、ランクアップしてはどうでしょう。高いものを買う必要はなく、好きなデザインで着心地がよく、気軽に洗濯できるものがおすすめです。




「PHPスペシャル」12月号より


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本記事は、「PHPスペシャル」2020年12月号特集【「ひとり」の時間が幸せを呼ぶ】より、一部を抜粋編集したものです。


【著者紹介】
野沢恭恵(のざわやすえ)
1965年、北海道生まれ。編集者、ライター、暮らし方アドバイザー。収納をはじめ生活実用に関する出版物を20年以上にわたり手がける。著書に『モノを捨てるトレーニング「捨てトレ」』(オレンジページ)がある。