心にスペースが生まれれば、あなたにも必ず運がめぐってきます。


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運を受けとるスペースはありますか?

思いがけずいい運を手に入れることができたとき、「棚からぼた餅」と言うことがあります。ただ、本当に棚からぼた餅が落ちてきたとしても、受けとるスペースがないと、キャッチすることができません。

運を受けとるスペースのことを、私は「すきま」と呼んでいます。すきまとは心や時間、空間における空きスペースのこと。余裕がなくてイライラしたり、予定でいっぱいの日々では、運が入り込むすきまがありません。すきまをつくるためには、まずは心身をリラックスさせることが大切です。脳はあれこれ頭を使うより、ぼんやりしているときのほうがフル回転し、情報を整理しています。リラックスしている間に、良いアイデアが生まれ、考えがまとまるのです。

「何もしない時間」が運を呼ぶ

アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏は、日常的に「何もしないで休む時間」をつくっていました。ジョブズ氏曰く、そうすることで、直感が花開き、とらえにくいものの声が聞こえるようになるとか。

サッカー日本代表キャプテンとして長年活躍した長谷部誠選手も、心を整えるために、毎日30分間、心を鎮める時間をとるといいます。休みが、発見や創造の手段にもなっているのです。

リラックスしてゆとりのある時間を持とう

もちろんジョブズ氏も長谷部選手も、基本は緊張感のある日々です。緊張すると、呼吸は浅く速くなり、心拍数が上がり、筋肉は膨張します。そして瞬時に行動を起こせるようになります。そのスピーディーな行動で、人は活躍できるわけですが、緊張しっぱなしでは血流が悪くなり、心身のパフォーマンスも低下します。緊張と緊張の間に、リラックスして、ゆとりを持つことが大事です。心や時間、空間に余裕を持つことができれば、そのすきまに幸運は入ってくるでしょう。




「PHPスペシャル」2月号より


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本記事は、「PHPスペシャル」2021年2月号特集【運のいい人がしていること】より、一部を抜粋編集したものです。


【著者紹介】
八木龍平(やぎりゅうへい)
1975年、京都府生まれ。社会心理学者、神社案内人。知識科学博士。武蔵野学院大学で情報リテラシーを教えるかたわら、神社の魅力や人生を豊かにするスピリチュアルなコツをブログや講演会で発信する。『運を呼び込む! 成功している人のスキマの法則』(扶桑社)など著書多数。