令和キッズの親の呼び方事情 増える「ちち・はは」呼びはアニメの影響?
親の呼び方といえば「パパ・ママ」「お父さん・お母さん」が一般的ですが、時に聞きなれない、個性的な呼び方をしている家族を見かけることも。
そこで今回は、皆さまが普段お子さんからなんと呼ばれているのか、アンケートを実施してみました!
結果はこちら!
1位:パパ・ママ(141票)
2位:お父さん・お母さん(95票)
3位:父ちゃん母ちゃん(16票)
4位:名前で呼ぶ(7票)
5位:ちち・はは(6票)
5位:とと・かか(6票)
7位:あだ名(4票)
7位:おとん・おかん(4票)
9位:父さん・母さん(3票)
10位:おとうちゃん・おかあちゃん、ダディ・マミーなど(各1票)
1位、2位は予想通りですが、それ以外の呼び方も意外と多いように感じました。
なぜその呼び方になったのか、由来を見ていきましょう。
一番人気はやっぱり「パパ・ママ」
自分が「ママ」と呼ばれることに憧れていたので、自称して呼んでみせて刷り込みした(hinakoさん/お子さんの年齢:6歳、4歳)
子供が生まれた時、自分がママと呼ばれるのが柄じゃないと思って呼び方を悩んでいたのですが、子供が発音しやすいって理由だけでママに決めました。(ゆぅさん/お子さんの年齢:10歳)
夫はパパではなくお父さんと呼んでもらいたいと生まれる前は言っていたのですが、産まれてからはパパだよ~!とメロメロで息子に声をかけるようになり、パパママ呼びになりました。笑(はなさん/お子さんの年齢:3歳)
「小さい子が呼びやすいから」という理由で圧倒的の人気ナンバーワンでした。「そう呼ばれることに憧れがあったから」という声も。
昔ながらの「お父さん・お母さん」も人気
何と呼ばれたいか考え、小さい時からそう教えてました。最初は長くて難しいのか、あーあん、のようなどちらともつかない呼び方をしていました。(ゆのんさん/お子さんの年齢:6歳)
主人が子供の頃「パパ、ママ」と呼んでいたそうなのですが、大きくなると恥ずかしくなり、「お父さん、お母さん」に変えたそうです。その時恥ずかしくて苦労したそうで、我が家では「お父さん、お母さん」になりました。(コタアキトラさん/お子さんの年齢:10歳、6歳)
元々は、パパ・ママでしたが、恥ずかしいと感じたのか、4歳になる前位から、お母さん・お父さんになりました。しかし、怒るとパパ・ママになります。(きーちゃん06さん/お子さんの年齢:5歳)
「大きくなってから恥ずかしくないように」という声が多く見られました。「最初はパパママだったけれど途中から変わった」というお子さんも多かったです。
意外と多い「とうちゃん・かあちゃん」
「ママ」と呼ばれる柄でもなく、「お母さん」と呼ばれるほど優しくない。「母ちゃん」くらいが私の肩の荷も降りていい。(たかみそにこみさん/お子さんの年齢:2歳)
私も親の事をとうちゃん・かあちゃんと呼んでいました。子供にもとうちゃん・かあちゃんと呼んでほしくて教えました。家庭が明るくなります。(インタブさん/お子さんの年齢:12歳)
クレヨンしんちゃんを見て真似するようになったから (ニエベスさん/お子さんの年齢:3歳)
親しみを感じる「とうちゃん・かあちゃん」。ハマるかどうかは、親のキャラクターによるかもしれません。
個性派の4位以下 その由来は?
【名前で呼ぶ】
1度小さい時に呼ばせてみたらかわいくてそのままにしてしまいました。(jewelさん/お子さんの年齢:13歳)
【ちち・はは】
よくSPY×FAMILYの影響?と聞かれるのですが、夫が「父上、母上」と呼ばせたかっただけだそうです。プレ幼稚園で「ママのところ集まって」という指示があった時、我が子は他のママのところに行ってしまいました。(かぱさん/お子さんの年齢:3歳)
【とと・かか】
お父さんお母さん呼びがなんとなく恥ずかしくて結局こうなったんですけど、こっちのほうがレアで恥ずかしいですww(ともぞうさん/お子さんの年齢:6歳)
【おとん・おかん】
関西では一般的な呼び方(boajuiceさん)
【父さん・母さん】
自然といまこれです。上の子は時々ばばぁと言います。(のびみさん/お子さんの年齢:高2、中3)
【ダディ・マミー】
海外のYouTubeを見せていたらそう呼んでいて、真似するようになった。外でその呼び方をされると、少し恥ずかしいです。(シュラスコさん/お子さんの年齢:3歳)
【おとうやん・お母さん】
最初は「お父さん、お母さん」でしたが、幼稚園に入った頃から「おとうやん」になりました。親子というより兄妹のような関係性なので、親近感を込めた呼び方なのかな?と思います。お母さんは怒ると怖いので、お母さんのまま(笑)(ちはママさん/お子さんの年齢:2歳、8歳)
「ちち・はは」は、今人気のアニメの影響かと思いきや、そうとも限らないようです。懐かしのドラマ「ぽっかぽか」に影響を受けたという方が数名いました。
「おとうやん・お母さん」など、夫婦で別の呼ばれ方もしているというパターンも(ランキングでは票を分けています)。ちはママさんのエピソードは、父母それぞれの親子関係が見えて面白いですね。
親の希望通り呼ばれるとは限らない!?
いかがでしたか?
子どもが小さいうちは概ね親の希望通りに呼んでもらえそうですが、子どもが大きくなるにつれ、呼び名が変化していくパターンも多々見受けられました。特に、「パパ・ママ」は、成長に伴い別の呼び名に変わっていくこともあるようです。
しかし、どんな呼び方であっても、子どもから呼んでもらえたら親は嬉しいもの。親があまり理想を持ちすぎず、変化を楽しむ余裕を持つことも大切かな?と感じました(と言いつつ、できれば「ばばぁ」はやめてほしいですが)!
アンケートにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。