私たちは「星のかけら」でできている!子どもが食いつく宇宙誕生の意外なヒミツ
「私たちは実は星の子!」と言ったら、子どもはどんな反応を示すでしょうか? 宇宙誕生を子どもに説明するために使ってみたいフレーズ。
子どもの好奇心をくすぐる「宇宙・天文」の話を私たちに関連させて考えると、より興味が広がりますね。『すごすぎる宇宙・天文の図鑑』よりご紹介します。
※本記事は天文物理学者BossB著『すごすぎる宇宙・天文の図鑑』(KADOKAWA)より一部抜粋、編集したものです。
私たちの体をつくる成分は?
私たちの体の大部分は質量の多い順に酸素(65%)、炭素(19%)、水素(10%)、窒素(3%)からできています。このほかにも、カルシウム、鉄、ヨウ素なども含まれています。
宇宙誕生時、ビッグバンのエネルギーで水素とヘリウムができました。その水素が私たちの体の中にもあります。そして水素とヘリウムガスからは恒星(こうせい)が生まれます。
私たちの体の中には、小質量星(しょうしつりょうせい)が作った炭素と窒素や、大質量星(だいしつりょうせい)が作った酸素、マグネシウム、カルシウム、鉄もあります。
恒星風と超新爆発でこれらの重元素が星間(せいかん)にちりばめられ、そこから太陽系、地球、そして私たちが生まれたからです。
白色矮星(はくしょくわいせい)が連星である場合、超新星爆発を起こすことがあります。
この時にできる鉄やコバルトも体の中にあります。中性子星が連星の場合は合体することがあり、その爆発をキロノバといいますが、この時にできるヨウ素やモリブデンも体の中にあります。
私たちは星のかけらでできた星の子です。
人を作る元素の割合とそれらの元素起源の割合
人を作る元素数の割合と宇宙にある元素数の割合
豆知識

天文物理学者BossB著『すごすぎる宇宙・天文の図鑑』(KADOKAWA)
小学生から楽しめて、なぞだらけの宇宙と物理のしくみがわかる!
『すごすぎる図鑑シリーズ』今回のテーマは、宇宙・天文。小学生から楽しめて、なぞだらけの宇宙への興味が広がる一冊。
ブラックホールやビッグバンといった壮大な宇宙の話から、光の速さ、時間がゆっくり進む理由、電子の不思議な動きまで、「宇宙」と「物理」をつなぐ“しくみ”を順を追った展開とシリーズの特徴である図をふんだんに盛り込んだ構成で解き明かします。
「量子の世界って魔法みたい?」
「どうして宇宙は膨らみ続けているの?」など、大人もふと「?」と考えてしまうようなネタが満載。子どもから大人まで楽しみながら「知らなかった!」宇宙の不思議が「もっと知りたい!」という気持ちに変わる感覚を楽しめる図鑑です。

































