トクする人の考え方とソンする人の考え方では、どんな違いがあるのでしょう。心理カウンセラーの中島輝先生に、ご自身も実践しているという開運思考を教えていただきました。

 

女性

 

ラッキーな人は、ソンもトクに変える!

「いつもトクする人」とは、運がいい人と言えます。運がいい人は、自分の力だけでなく周りの手助けによって願いがすいすいと叶っていきます。  

そんなトクする人に共通するのは、たとえソンな出来事に遭遇してもベストを尽くそうと考えていることです。「今できる最善の行動は何か?」に焦点を当てて行動しているので、必然的に運のいい方向に進んでいきます。

では、具体的にどんな考え方や行動をとっているのでしょう。4つご紹介します。

 

未来に向けて「ポジティブな心配」をしている

思った通りに物事が進まないと落ち込みますよね。そして、「また同じようなことが起きたらどうしよう」という心配が生まれると思います。

しかしトクする人は、「そうか、未来を心配できるということは、同じことが起きたときの対処法を考えられるということだ!」と捉えます。

思いやりのある心配りができる人にしか心配はできません。トクする人は、心配は未来のトクを生み出す原動力になると知っているのです。

 

ミスをチャンスに変える方法を考えている

トクする人は、「どんなに気を付けてもミスは起こるものだ」という前提で生きています。そして、ミスをしても、「今回はこの方法でミスが起きたから、別の方法を考えてみよう」と何度もアングルを変えて、成功する方法をいくつも考えます。

「方法を10個考えたけど、どれも失敗しちゃった。ならばあと10個考えてみよう!」と宝探しをするように成功までの道のりを考えてみると、新しい世界にどんどん飛び込んでいけます。

 

生きているだけでラッキーだと思っている

「人の役に立たなければ存在価値がない」と落ち込む人もいますが、トクする人は「生きているだけで自分には価値がある!」と信じています。なぜなら、何千人、何万人という祖先の上に自分の命が成り立っているという事実に感謝をしているからです。

トクする人は、自分の命があることの奇跡を胸に刻んでいるので、人生で起こることすべてにワクワクしています。ただ生きているだけで幸福感を味わえるほど、おトクなことはありませんよね。

 

本気の批判を素直に受け取っている

短所を指摘されるとグサッときますが、「自分が成長するきっかけを与えてくれた!」と考えると、トクをした気持ちになります。ありがたく受け取りましょう。

ただし、SNSやネット上に書かれた匿名性の高い批判は、感情的になってぶつけているようなものが多いので、流してOKです。

ポイントは、自分の成長を本気で願っている人からの批判かどうか。慣れてくれば瞬時に見分けられるので、本気の批判だけを受け取れるようになります。

 

あなたはいくつあてはまっていたでしょう。一つもあてはまらなかったとしても大丈夫。毎日少しずつでも思考と行動の習慣を変えていけば、いつのまにかソンする人を卒業して、トクする人に生まれ変わっていくはずです。

 

『PHPスペシャル』 5月号より

 

【著者紹介】

中島 輝(なかしまてる)

心理カウンセラー。統合失調症やパニック障害など多数の困難を乗り越え、その経験をきっかけに独学で心理学やセラピーを学ぶ。『大丈夫。そのつらい日々も光になる。』(PHP研究所)など著書多数。

 

 

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本記事は、PHPスペシャル2018年5月号特集「なぜかトクする人、ソンする人」より、一部を抜粋編集したものです。

『PHPスペシャル』 5月号より