性格が違う「きょうだい」をどう育てる? 15年の教育現場経験から導く健全な子育てのコツ

熱海康太
2025.10.08 21:20 2025.10.15 19:00

食事をする2人の小学生の男の子

「きょうだいなのに性格が全然違う…」同じように育てているつもりでも、子どもは一人ひとり違うものです。元公立学校教員で多数の教育書を執筆、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事として活動する熱海康太さんが、健全な親子関係を築く「一人ひとりを大切にする」子育てのコツを解説。個別対応の実践、決めつけない会話術、可能性を信じる言葉選びなど、小学生期から意識したい具体的な方法をご紹介します。

小学生を持つ親に必須:健全な親子関係を築く「一人ひとりを大切にする」子育てのコツ

子育てにおいて、ついやってしまいがちなのが子どもを一括りにして考えることです「子どもというのはこういうもの」「きょうだいなら同じように育てるべき」といった固定観念は、実は子どもの健全な成長を妨げる原因になることがあります。

健全な親子関係を築くためには、一人ひとりの個性を認め、それぞれに適した関わり方をすることが重要なのです。子どもが柔軟な心を持つ小学生のうちから意識できるといいでしょう。

一人ひとりに合わせた個別対応の実践

雨の中傘を指して歩く男の子と女の子

同じ家庭で育ったきょうだいでも、性格や能力、興味関心は大きく異なります。長男は慎重で完璧主義、次男は大雑把だけれど行動力があるといったように、それぞれが持つ特性は全く違うものです。

しかし、多くの保護者は

熱海康太

熱海康太

大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。

X:@jetatsumi