自己肯定感の高い子の親がしている声がけ 教師経験から見えた5つの共通点

熱海康太
2025.12.26 12:01 2026.01.02 07:00

図書館で読書する男の子

子どもの自己肯定感を育てるには、どうすればよいのでしょうか。元公立学校教員で多数の教育書を執筆している熱海康太さんは、「自己肯定感は日常の小さな積み重ねで育つ。親の言葉がけや接し方が大きく影響する」と語ります。

成果だけを褒めるのではなく、プロセスを認めることが重要です。熱海さんが教える、自己肯定感を育てる5つの方法とは――。

自己肯定感とは「自分を肯定できる力」

積み木で遊ぶ幼い男の子

自己肯定感とは、「自分は価値のある存在だ」「自分は愛されている」と感じられる力のことです。この感覚は、子どもの人生において非常に重要な役割を果たします。

自己肯定感が高い子どもは、困難に直面しても「自分ならできる」と前向きに挑戦できます。一方、自己肯定感が低い子どもは、失敗を恐れて挑戦を避けたり、自分を責めすぎたりしてしまいます。

自己肯定感は、生まれつきの性格ではなく、日常の積み重ねで育っていくものです。親の言葉がけや接し方が、子どもの自己肯定感に大きく影響します。

方法1 結果ではなくプロセスを褒める

子どもを褒めるとき、多くの親は「テストで100点を取った」「かけっこで1位になった」といった結果を褒めがちです。しかし、結果だけを褒めると、子どもは「結果を出さなければ価値がない」と感じてしまいます。

大切なのは、結果に至るまでの

熱海康太

熱海康太

大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。

X:@jetatsumi