子どもの熱は下がったのに咳がおさまらない…医師が解説する気管支炎と喘息の違い

吉澤恵理
2026.01.09 22:58 2026.01.10 07:00

咳をする男の子

「熱は下がったのに、咳だけが続いている」「病院で気管支炎気味と言われたけれど、喘息とは違うの?」冬になると、こんな不安を抱える保護者は少なくありません。

そこで今回は、竹内内科小児科医院院長の五藤良将先生に、風邪の咳・気管支炎・喘息の違いと、繰り返す咳のリスク、そして喘息との付き合い方について伺いました。(文・吉澤恵理)

風邪の咳の特徴

病院の診察室

――風邪の咳の特徴は?

風邪の咳は、ウイルス感染によって喉や気道が刺激されて起こる咳です。

鼻水、発熱、喉の痛みを伴うことが多い
咳は出るものの、元気や食欲は比較的保たれている
多くは1〜2週間ほどで自然に改善する

咳はつらく見えますが、体がウイルスを外に出そうとする防御反応であることがほとんどです。

気管支炎と風邪の違い

――気管支炎とは、風邪と何が違うの?

吉澤恵理

吉澤恵理

1969年生まれ、1992年東北薬科大学卒業。薬剤師として長年医療に携わった経験から医療領域、また教育領域を得意とするジャーナリスト。メディアでの執筆、連載やTV出演など多数。プライベートでは、結婚、妊娠、出産、離婚、介護と様々な経験を経て、現在4人の子を育てるシングルマザー。