親を悩ます「子どもの風呂キャンセル」 自分から入るようになった子の親は何をどう工夫した?

熱海康太
2026.01.17 09:46 2026.01.19 19:00

お風呂に入る女の子

子どもがお風呂に入りたがらず、毎晩「後で」「あと10分」と先延ばし。半ば強制的に入れる日々に疲れ果てている家庭は少なくありません。元公立学校教員で、多数の教育書を執筆している熱海康太さんは、「質問を変えるだけで、子どもは自分から動き出す」と語ります。叱ることでも、ご褒美を用意することでもなく、子どもの気持ちに寄り添う方法を解説します。

「お風呂イヤイヤ」が消える、一つの質問

小学2年生のR君は、毎晩お風呂に入るのを嫌がります。「後で」「あと10分」と先延ばしにし、結局何度も声をかけて、最後は半ば強制的に入れる日々。入ってしまえば出てこないのに、入るまでが大変なのです。両親は疲れ果てていました。

ところが、ある方法を試してから、R君は自分から「お風呂入ってくる」と言うようになりました。その方法とは、叱ることでも、ご褒美を用意することでもありません。

熱海康太

熱海康太

大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。

X:@jetatsumi