朝7時半「体操着がない!」の悪夢…たった5分の習慣で小学生の朝が劇的に変わった理由

熱海康太
2026.02.12 11:39 2026.02.12 19:00

小学生のランドセルと荷物

「体操着がない!」朝になって発覚するなくしもので、親子で大騒ぎ。遅刻や険悪なムードに疲れ果てている家庭は少なくありません。元公立学校教員で、多数の教育書を執筆している熱海康太さんは、「前日5分だけ準備する習慣で、朝の大騒ぎは劇的に減る」と語ります。タイマーやチェックリスト、定位置管理など、習慣化のための具体的な工夫を解説します。

「体操着がない!」から始まる朝の悪夢

小学生の朝の支度の風景

「ママ、体操着がない!」朝7時半、登校時間まであと15分。小学3年生のH君が泣きそうな声で叫びます。母親は朝食の片付けをしながら、「また? 昨日も言ったでしょ!」。H君の部屋をひっくり返して探しますが見つかりません。結局、洗濯機の中から発見。慌てて乾かして持たせましたが、学校に遅刻してしまいました。

こうした「朝の大騒ぎ」は、多くの家庭で起きています。なくしものが原因で、朝から親子で険悪なムード。そして、子どもは遅刻、親は仕事に遅れる。誰も幸せになりません。

しかし、「前日5分ルール」を導入してから、H君の家の朝は劇的に変わりました。

なぜ朝になって気づくのか

子どもがなくしものに気づくのは、なぜいつも朝なのでしょうか。

熱海康太

熱海康太

大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。

X:@jetatsumi