親友が他の子と仲良くなり、自分から離れていく…小5男子が立ち直った父親の声かけ

熱海康太
2026.02.13 10:03 2026.02.15 19:00

階段を上がる小学生の男の子

親友が他の友達と仲良くなり、自分から離れていく。「もう友達だと思われていないのかな」と悩む我が子に、親はどう声をかければよいのか。元公立学校教員で、多数の教育書を執筆している熱海康太さんは、「友情の変化は自然なこと。独占ではなく、複数の友達関係を築く機会」と語ります。つらさに共感しながら、新しい視点を与える声かけを解説します。

「K君は、もう僕のことを友達だと思ってないのかな」

玄関で登校を渋る小学生の男の子のイメージ

小学5年生のN君は、最近元気がありません。理由を聞くと、「K君が、最近M君とばっかり遊んでる」と言いました。K君とN君は、1年生からずっと一緒に遊んできた親友同士でした。

ところが、最近転校してきたM君と、K君がとても仲良くなったのです。休み時間も、放課後も、K君はM君と一緒。N君が声をかけても、「今日はM君と約束してるから」と断られることが増えました。

「K君は、もう僕のことを友達だと思ってないのかな。M君の方が好きなのかな」。

友情の変化は、子どもにとって大きな心の痛みです。親は、どう声をかければよいのでしょうか。

熱海康太

熱海康太

大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。

X:@jetatsumi