子どもを叩いてしまう~子育て相談室
子どもの悪いところばかりが目についてしまい、手を挙げてしまうと悩む相談者。家庭教育研究所代表の高橋愛子さんが、子育ての悩みに答えます。
※この記事はWEBサイト「PHP INTERFACE」に掲載されたものです。
高橋愛子(家庭教育研究所代表)
家庭教育研究所代表。1938年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。3男1女の母親。カウンセラー、セラピスト、ファミリー・コンサルタントとして、企業や学校などで研修を行なう。2009年より全国の親子支援者と「安心親子応援団」を結成。著書に『頭がいい親の上手な叱り方』(コスモトゥーワン)など多数。
子どもを叩いてしまう…
以前『PHPのびのび子育て』で、娘をうまく甘えさえられないという相談にアドバイスをいただいた者です。とても気持ちが楽になりました。ありがとうございます。今回は自分の心の持ち方について質問したいと思います。
私は夫の両親とは同居し、私の実家も近所のため、小3娘と下の弟2人を預かってもらうこともしばしばです。夫も子育てには協力的です。
とても恵まれているのに、私はいくら言ってもダメな娘を罵倒したり、叩いたり、時には蹴ってしまうこともありました。ダメな自分を反省しながらも繰り返してしまいます。
子どもの虐待死などをニュースで見ると胸が張り裂ける思いですが、これは誰にでも隣り合う身近な問題なのではとも感じます。こんなふうに思う私は、心が弱いのでしょうか?
(青森県・36歳)