小学2年生の息子がいるのですが、朝が弱く、起こしてもなかなか起きません。 

 

目覚まし時計を2つセットしていても全く起きようとしないのです。晩は早く寝かせるなど対策をしてはいるのですが、それでも同じで、結局私が怒らなくては起きないようになってしまっています。


「親が起こさずに、ある程度声をかけたら、あとは放っておいて自分で気づかせたらいいのでは」と言う人もいるのですが、それでもうまくいきません。
 

毎日私が起こさなくても自分から起きられるようになるために何かいい方法はないでしょうか?


(兵庫県・会社員・38歳)

 


愛子先生からのアドバイス


――幸せな気持ちで眠れるよう、寝る前の儀式を大切にしましょう

 


「明日も起きられなかったらどうしよう」といった圧迫感や不安感があるまま眠りにつくと、体は寝ていても頭が寝られず、寝起きも悪くなります。ですから大切なのは、お子さんが安心してわくわくしながら幸せな気持ちで眠りにつけるようにすることです。

 

◎「大丈夫! あなたは早起きになった!」

 

楽しい思いができる言葉をたくさんかけて、ほおずりしたり抱きしめたりすることを寝る前の儀式にしてみてください。
 

まだ起きられていなくても、「大丈夫! あなたは早起きになった!」と過去形で心を安心させ、幸せな気持ちで寝かせましょう。そして朝はカーテンを開けて太陽の光を部屋に入れ、「朝よ! 今日も楽しいことがたくさんあると思うわ!」と気持ちよく起こしましょう。
 

「起きない」と否定で話すと、起きられないことにとらわれてしまいます。さらりと「起きられて、たいしたものね!」と言い続けてみてください。時間に左右されると焦りがお子さんに伝わっていきます。言葉がけにゆとりをもち、「大丈夫!」とご自分に言い聞かせて起こしてみてください。
 

寝る時間を今までよりさらに早くすることもお子さんと相談なさってみてはいかがでしょう。


 

*        *        *

 

 

高橋愛子(たかはし あいこ)

家庭教育研究所代表

1938年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。3男1女の母親。カウンセラー、セラピスト、ファミリー・コンサルタントとして、企業や学校などで研 修を行なう。2009年より全国の親子支援者と「安心親子応援団」を結成。著書に『頭がいい親の上手な叱り方』(コスモトゥーワン)など多数。

☆高橋愛子家庭教育研究所  http://www.aiko-katei.com/

 


 

  

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